約7万本を無料配布

　10月1日～7日は、約7万本を無料で配布する。全国の「買い物難民」が、免疫ケアを手軽に行える環境を提供していきたい考えだ。
　現在、「買い物難民」と呼ばれている人は全国で約700万人（経済産業省調べ）に上り、地方への大規模店舗の出店による商店街や地域スーパーの廃業や、高齢者の単身世帯化など、さまざまな要因で、その数は増加傾向にあり、社会的な課題となっている。
　また、食料品の入手が困難な地域では、健康の悪化が懸念されており、偏食などにより本人が気付けないうちに栄養不足に陥る低栄養状態を引き起こす健康問題が拡大しているとの報告もある（農林水産省調べ）。
　「とくし丸」は、地域のスーパーとオーナー経営者である販売パートナーが協力して展開する移動スーパーで、「買い物難民」のインフラとして年々稼働台数を増やし、現在は全国47都道府県で1147台展開している。「買い物難民」の増加による需要拡大に伴い、移動スーパーの市場は今後も伸長していくと推察される。

今年6月には中国・四国・九州・沖縄へ拡大

　キリンビバレッジは2021年6月、四国エリアで「プラズマ乳酸菌」入り飲料を通じた「とくし丸」との協業を開始。23年6月には中国・四国・九州・沖縄エリアまで拡大し、「とくし丸」の利用者へ「免疫ケア習慣」の提案を行ってきた。「より多くの利用者に健康提案を行いたい」という両社の思いが合致したことから、体調変化に気を遣いたい季節の変わり目に備えて、10月から協業の範囲を全国に拡大する。
　取り扱いを拡大するのは、機能性表示食品『キリン おいしい免疫ケア』の100ml・ペットボトル（139円）と100ml・ペットボトル6本パック（834円）。ヨーグルトテイストのほど良い甘さと酸味でさわやかな味わいが特徴で、配合した「プラズマ乳酸菌」は、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されている。