2023.06.22 通販支援
転売情報をサイト横断で活用、かっこの不正対策ツールに『買い回り検知機能』
かっこ(株)はこのほど、不正注文検知サービス「O-PLUX」と「不正チェッカー」で、悪質な転売に対する対策を強化するため、これまでの転売情報を自社だけではなく横断的に活用できる『買い回り検知機能』をリリースした。

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他社サイトで発生した転売屋情報を自社サイトに活用
特に、コスメや健康食品などの初回限定商品の転売は、複数サイトを横断して不正注文を行う傾向がある。これにより、自社には初めての不正転売の傾向でも、他サイトで発生していれば検知が可能になり、より広範囲で最新の不正な傾向を考慮して審査が可能となった。映画や演劇、音楽などのエンターテイメント業界では、チケット不正転売禁止法で転売が厳しく制限されているが、物販業界にはそうした法規制は存在せず、希少価値の高いコラボ商品や期間限定商品、流行商品などが転売の対象となっている。
また、コスメや健康食品などの初回限定商品も、商品を試してもらうために初回限定価格を設け、定価より安く販売されることがあるが、それらも転売ヤーのターゲットにされている。転売ヤーの不正手口の1つとして、同一人物が複数の別人になりすまして初回限定商品を大量に購入し、それを定価よりも安く転売して差額を利益にしている。
安価な転売先のサイトで商品を購入する消費者が増加
こうした状況で、購入者は正規サイトではなく、安価な転売先のサイトから商品を購入するようになり、自社の売上に悪影響を与える可能性がある。かっこは、このような不正転売を効果的に検知するために、『買い回り検知機能』を強化した。悪質転売の手口は、1つのサイトを狙うのではなく、バレにくいよう複数のサイトで買い回りをして行われる傾向がある。また、転売ヤーは自身の身元を隠すために、代理購入のバイトなどを通じて一般の人々に商品を購入させ、それを自分のもとに転送するケースもある。
累計11万以上の導入サイトのデータを活用し、加盟店での横断チェックを可能に
このような状況下では、事業者にとっては注文情報が一般の人々のものであり、転売かどうかを判断することが非常に難しくなる。そのため、かっこではこれまで蓄積してきた累計導入サイト11万以上にもなるデータを活用し、類似した住所を正規化して統一し、加盟店横断でチェックできるようにした。その結果、転売をより高精度に検知することが可能となった。具体的には、異なる加盟店で同じ送り先から〇時間以内に10回以上の注文など、転売になりやすい傾向を利用して検知できるようになった。これにより、転売行為をより早く発見し、自社の範囲を超えた不正転売を把握することが可能となり、自社の売上とブランド価値を守ることにつながるとしている。
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