厳選したお菓子が入ったオリジナルBoxを毎月お届け

　『amechan』は、日本の菓子メーカーが販売している最新のお菓子を、ベルクが毎月厳選してオリジナルBoxに詰め合わせ、日本から空輸。サイトデザインやサービス名は、タイ在住の日本人の1人である俳優・佐野ヒロさんの現地スタッフの意見を参考にした、タイの消費者向けに特化したサービスとなる。

　海外から日本を訪れる観光客が増え、その美味しさが世界的に知られてきたことから、近年は日本製のお菓子の需要が各国で高まっている。ビーマップはベルクと共同で、タイ向けに越境ECサイトを開設し、サービスの提供を開始する。

　『amechan』は、サブスクサービスに契約するとオリジナルBoxが毎月届く。お菓子は日本の関東地区を中心に130店舗以上のスーパーマーケットを構えるベルクが厳選して空輸する。短い輸送時間で、日本の最新のお菓子をタイの消費者に届けることが可能となる。

包装紙の一部に日本の漫画やアイドル雑誌を使用

　このサービスでは、19世紀中後半に日本の美術や工芸品の輸出の梱包に使われていた浮世絵の包装紙が、「ジャポニスム」と呼ばれる日本美術ブームがヨーロッパで始まったと伝えられていることに学び、包装紙の一部を日本のカルチャー、サブカルチャーでもある漫画、ファッション、アイドル雑誌の古紙を一部の梱包で使用することを予定している。

　プロモーションの協力を得た佐野さんには、Youtubeチャンネル「wabisabiTV」とFacebookでサービス用の動画を作成、投稿してもらうことにしている。今回は、タイの消費者向けサービスだが、ビーマップは今後、世界各国に向けたサービスの展開を計画しているという。

　■『越境ECサイト amechan』
　https://amechan.shop/th