2023.05.23 通販支援
アイリスオーヤマ、AI対話エンジン『PKSHA Chatbot』を導入
アイリスオーヤマ(株)はこのほど、PKSHA AI SaaS製品の開発販売を手がける(株)PKSHA Workplaceによる、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン『PKSHA Chatbot』の運用を開始した。多数の商品詳細や人事・経理領域の問合せへの自動対応で、生産性の向上をめざす。PKSHA Workplaceが22日、発表した。

Slack上で活用できるAI対話エンジン『PKSHA Chatbot』を導入
年間約1000アイテムの新商品を発売するアイリスオーヤマでは、個別商品の仕様書に関する質問をはじめ、一般的な人事・経理の質問など、バックオフィス部門や関係各所への問合せ対応が課題となっていた。特に商品に関わる問合せに関しては、常にアップデートすることからメンテナンス性の高さも重要としていた。
これらの課題を解決するため、同社で活用しているSlack上で活用が可能なAI対話エンジン『PKSHA Chatbot』の導入を決めた。アイリスオーヤマでは、もともとチャットボットを導入していたが、より高い精度を実現するため、『PKSHA Chatbot』を導入。PKSHA Workplaceは、すでに浸透しているコミュニケーションツールSlack上で稼働するよう設計した。
バックオフィス部門の一般的な質問をslack上で回答
アイリスオーヤマは全社的なDXの取組みのもと、BtoB、BtoCの各事業部、人事、総務、経理、情報システム部など複数の部門で導入し、人的工数の削減をめざす。有給の取得日数や社内システムといったバックオフィス部門に関する一般的な質問にSlack上で回答でき、回答側の作業効率の向上だけでなく、問合せ側の社員の負担軽減をめざしている。
BtoC領域では、「検索アクション機能」という独自設計の機能で、対応するすべての商品の情報と企画書を、商品コード、JANコード、商品名、型番でSlack上から検索できるようになった。従来は情報を網羅的に検索できる動線がなかったことから、情報の取得に時間を要していたが、瞬時に必要な情報に辿り着くことができ、営業支援の観点でも効果を見込んでいる。
まずは、『PKSHA Chatbot』の社内浸透とオペレーションの定着化を行った上で、中長期的には管理システムとの連携を進め、発注状況や在庫の管理を通じて業務プロセスのさらなる効率化をめざす。PKSHA Workplaceは、AI技術を活用したDX積極的に取り組むアイリスオーヤマに伴走し、ビジネス特性を理解した上で事業成長を支援していく考えを示している。
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