2023.05.12 通販会社
クルーズ3月期は減収減益、SHOPLIST事業は約1億円の赤字に
クルーズ(株)が11日発表した2023年3月期(22年4月~23年3月)連結決算は、売上高が前期比9.5%減の140億円、営業利益が同47.9%減の6億4400万円、純利益は同17.9%減の2億5400万円となった。

アパレルECの競争激化でSHOPLISTが苦戦
取扱高は前期比10.5%減の288億9000万円。主軸のSHOPLIST事業の取扱高は同12.2%減の202億1900万円、営業損失は9800万円(前期は9億1500万円の営業利益)となった。アパレルECの競合による訪問者数の減少などで、減収減益となった。
立ち上げから11年目を迎えたSHOPLIST事業は、再度成長軌道に乗せていくための施策に努力するが、今後は既存事業のメディア事業と新規事業のGameFi分野にも注力するとした。
特にGameFi分野のブロックチェーンゲームについては、国内だけでなくグローバルな市場であり、将来的に大きな利益をもたらす可能性があるとして、ゲーム開発で培ってきたノウハウを総動員して、成功確度を高めていきたい考えだ。
受託開発・運用代行を含めた「EC事業」の売上は22%減
小渕宏二・クルーズグループ代表は、「SHOPLIST事業だけに依存するのではなく、根本的なビジネスモデルの変革が必要」とした上、GameFi分野への加速を強調。第一弾ゲームプロジェクトの『PROJECT XENO』が、10日に正式リリースしたことを明らかにした。
『PROJECT XENO』は、eスポーツに適合できるほどの高いゲーム性で、既存のビジネスモデルを覆すような、持続的な成長ができるplay & earnのゲームをめざし、11月をメドにオフラインの大会をフィリピンと日本で開催することを企画しているという。
SHOPLIST事業に加えて、受託開発や運用代行などで構成する「EC事業」の売上高は前期比22.3%減の76億600万円、セグメント損失は3000万円(前期は8億3900万円のセグメント利益円)となった。第4四半期の取扱高は同18.2%減の40億6900万円、営業損失は5400万円だった。
ネット広告・メディア事業は増収増益
「ゲーム事業」の売上高は前期比14.3%減の22億9800万円、セグメント利益は7200万円(前期は3億7900万円のセグメント損失)。6月に8周年を迎える「エレメンタルストーリー」に加え、今後は新たに受託案件の獲得で、堅実に利益を上げる体制の構築も進行している。
「インターネット広告・メディア事業」の売上高は前期比21.2%増の17億4900万円、セグメント利益は同11.3%増の7億4700万円となった。主軸の1つ「ランク王」は引き続き順調で、設立から4期目となるが、売上高の年平均成長率は50%を超えている。
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