ChatGPTを使ってユーザーが飲食店の最新の空席情報を検索可能に

　OpenAI社は、ChatGPTによる検索結果として外部サービスから取得した最新の情報を表示するなど、さらに幅広いアクションを実現するための『機能拡張ツール（ChatGPTプラグイン）』を2023年3月23日から公開している。

　今回、カカクコムは「食べログ」における最新のテクノロジーを活用した新たな取り組みとして、同社の審査を経て『ChatGPTプラグイン』の提供を開始。食べログ掲載店舗のネット予約在庫情報をChatGPTに連携することで、ユーザーがChatGPTを使って飲食店の最新の空席情報を検索できるようにした。

日程・人数・場所・料理のジャンルからネット予約できる飲食店を最大5件表示

　『ChatGPTプラグイン』を有効にしたユーザーは、ChatGPTに対して希望のエリアや料理ジャンル、予約したい日時や人数を指定することで、食べログに掲載される飲食店の中から、希望に合った、ネット予約の空席がある店舗を直感的に探せるようになる。また、ChatGPTの検索結果から食べログに移動してネット予約を完了できる。

　利用イメージは――。「明日の19時に4人で入れる渋谷の焼肉屋さんを教えてください」とChatGPTに入力⇒ChatGPT＝食べログが提供する情報を取得し、ネット予約できる飲食店を最大5件表示、店舗名/食べログ点数/エリア/ジャンル/予約ページへのリンク/店舗画像の情報を提供。「お店の詳細や予約はリンクから確認できます。ご参考になさってください」

　同社は、『ChatGPTプラグイン』の提供をはじめ、店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」による飲食店向け総合DXサービスの拡大や、豊富な知見とネットワークを持つデジタルガレージ社との連携など、先進技術を事業に活用する取り組みを進めている。今後も、こうした取り組みを通じ、より便利で充実したサービスの提供を続けていきたいとしている。