実施したい理由のトップは「集客が期待できる」

　調査は1月26日～27日の2日間、企業でオンラインイベントの企画に携わった20～59歳の男女550人を対象に、ネットリサーチによって実施。

　メタバースイベントの実施を希望する人（74.8%）に実施時期を聞いたところ、「半年以内」が35.0%、「1年以内」が52.5%と、1年以内が87.5%を占め、23年が「メタバースイベント元年」になる可能性が浮かび上がった。

　実施したい理由は、「集客が期待できる」が62.3%で最多。次いで「先進的企業としてのイメージ認知が期待できる」（47.8%）、「より良い顧客体験が期待できる」（46.8%）が続いた。

　一方、従来のオンラインイベントのデメリットについては、「より良い顧客体験を作れない」（41.6%）が1位となった。

予算は「300万円～500万円未満」がトップ

　メタバースイベントで想定される予算は、「300万円～500万円未満」が32.8%で最多。次に「100万円～300万円未満」（22.3%）、「500万円～1000万円未満」の順となった。

　一方、実施できない理由として考えられる点を聞いたところ、51.8%が「運営が難しそう」と回答。このほか、「費用対効果が不明瞭」「集客が難しそう」などが上位を占めた。