2023.02.28 通販会社
不要になった衣料品をアップサイクル、オンワードが新サステナブルプロジェクト
(株)オンワードホールディングスは27日、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」というミッションステートメントに基づき、グループ全体でより進化したサステナブル経営を推進するプロジェクト『Green Onward(グリーン・オンワード)』を開始すると発表した。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」を進化させ、新たな価値を創造
中核事業会社のオンワード樫山はこれまで、回収した衣料品を毛布や軍手、固形燃料にリサイクルする「オンワード・グリーン・キャンペーン」を行ってきた。『Green Onward』では、第一弾として、この「オンワード・グリーン・キャンペーン」を質と量の両面で進化させ、不要になった衣料品を活かして新たな価値を創造する『Upcycle Action(アップサイクル・アクション)』をスタートする。
これからの『アップサイクル・アクション』では、ファッション企業としてのクリエイション力を生かして、不要になった衣料品から新たな価値の創造をめざす。デザイナーなど社員のアイデアの募集や、国内産地・工場との協業なども計画している。
衣料品の引き取りをオンラインで開始
さらに、衣料品の回収率を向上させるために、新たな回収システムを導入。具体的には、これまでは店頭のみで行っていた衣料品の引き取りをオンラインにも拡大しする。特に、店頭引き取りにおいては、新しいきめ細かなポイント還元システムも導入する。地球と共生しながら、ファッションビジネスを元気にすることをめざしたアクションだ。
こうした「質と量の進化」は、ユーザーが衣料品回収へより参加しやすい環境づくりを行うためのものだという。
国内に流通する衣料品の66%が可燃ごみ・不燃ごみに
環境省によると、衣料品がごみとして出された場合、再資源化される割合は5%ほどで、ほとんどはそのまま焼却・埋め立て処分される。その量は年間で約48万トン。この数値を換算すると、大型トラック約130台分を毎日焼却・埋め立てされていることになる。そんな中、国内に流通する衣料品の66%が可燃ごみ・不燃ごみとして廃棄されているという現状がある。
同社では、年間約80万点の衣料品を回収しリサイクル・リユースに努めているが、年間の生産数に対しての回収率はまだ低く、自社で生産・販売した製品の循環をより推進する責任があるとの認識を持っている。そのため、多くのユーザーが参加しやすく、回収点数を増加することを目的として新たな運営の始動に踏み切ったという。
■『オンワード・グリーン・キャンペーン』
https://www.onward.co.jp/green_campaign/
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