2022.11.14 通販会社
買収額は数千億?オリックスがDHCを子会社に、創業者から株式譲渡
オリックス(株)は11日、化粧品・健康食品の大手販売会社(株)ディーエイチシーを買収すると発表した。
継承者不在で創業者が株式譲渡
オリックスはディーエイチシーの創業者で大株主の吉田嘉明会長兼社長から、発行済み株式総数の過半数の株式を譲り受け、子会社化する。株式譲渡は今期(2023年3月期)中を予定している。具体的な買収金額は公表していないが、数千億円規模になると予想される。
ディーエイチシーでは後継者の不在が問題となっていたことから、買収後、オリックスが経営に乗り出すとみられている。
オリックスはヘルスケア分野を強化
ディーエイチシーは1972年創業、化粧品や健康食品をインターネット通販、直営店、ドラッグストアなどを通じて販売し、売上を伸ばしてきた。直近の業績(2022年7月期)は売上高が905億円、営業利益が166億円、純利益が96億円。ここ数年の業績動向を見ると、売上高は伸び悩みの傾向にあった。
一方、オリックスは医療機器販売の(株)イノメディックスや製薬会社の同仁医薬化工(株)への出資などを通じて、ヘルスケア事業に進出。今回の買収が、グループ内のヘルスケア分野におけるネットワーク拡大につながるとしている。
過去には在日韓国・朝鮮人を差別する文章掲載で問題に
ディーエイチシーをめぐっては2020年から21年にかけて自社サイトに会長名で、ライバル会社に対して、在日韓国・朝鮮人を差別する文章を掲載していたことが問題となり、各メディアで大きく取り上げられた。
この問題によって、同社と連携協定を結んでいた地方自治体が協定の解消を申し入れたり、凍結したりする動きが出ていた。差別的な表現を含む文章は既に削除されている。
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