2022.08.19 調査・統計
「後払い決済」導入のECサイトが26%に、未入金リスク解消などで貢献
ジャックス・ペイメント・ソリューションズ(株)が18日発表した『2022年版 EC事業者における後払い決済導入前後の変化に関する調査』の結果によると、3分の1が「未入金回収や督促業務がなくなった」。「若年層の利用が増えた」という回答も3割近くに上っていた。

後払い決済導入の理由1位は「未回収金や督促業務をなくしたい」
調査は2月20日~26日。製造業、卸・小売業に勤めており、ECサイトの運営に関わっている1000人に、後払い決済の導入によるメリットや課題などを聞いた。
それによると、関わっているECサイトで導入している決済方法(複数回答)は、「クレジットカード」(88.5%)、「銀行振込(郵便振替)」(52.8%)、「代金引換」(47.6%)、「電子マネー決済」(36.6%)、「前払い決済(コンビニ払いなど)」(34.4%)、「後払い決済(コンビニ払いなど)」(26.6%)、「ID決済」(24.5%)、「キャリア決済」(16.3%)など。
4分の1以上が「後払い決済」を導入していることが分かったが、その理由(複数回答)は、「未回収金や督促業務をなくしたい」(37.6%)、「入金確認の手間を減らしたい」(34.6%)、「若年層の利用が多い」(28.9%)、「高齢者の利用が多い」(21.4%)、「持ち戻りの業務負担を削減したい」(21.4%)、「返品や交換が多い」(17.7%)などだった。
後払い決済導入後に困っていることは「手数料が高い」「入金サイクルが遅い」など
導入してよかったこと(複数回答)は、「未回収金や督促業務がなくなった」(33.5%)が最多で、「入金確認の手間が減った」(27.8%)、「若年層の利用が増えた」(27.4%)、「持ち戻りの業務が減った」(19.9%)、「返品や交換が減った」(19.9%)、「高齢者の利用が増えた」(15.8%)と続いた。導入前に抱えていた課題が改善した事業者が多いことがうかがえる結果となった。
反対に、困っていること(複数回答)は、「手数料が高い」「入金サイクルが遅い」が28.9%の同率で最も多く、「督促業務対応」(25.9%)、「請求書発行業務が手間」(21.8%)、「与信のタイムラグが長い」(18.8%)、「サポート体制が弱い」(16.5%)、「請求書の形式が少ない」(14.7%)などが続いていた。
同社は、導入によって抱える課題が改善している一方、高い手数料や遅い入金サイクルなど新たな課題に直面したり、後払い決済業務を内製化して運用する場合には督促業務や請求書発行業務などの対応に負荷を感じたりする事業者も多い。メリットや課題を総合的に考慮した上でサービス提供事業者を選択したり、場合によってはアウトソーシングしたりすることが、EC事業運営者には求められているのかも知れないと分析している。
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