「Support Ukraine」――。コマース事業やコンテンツ事業を手がけるニューワールド(株)は14日、ロシアによる軍事侵攻で避難民として来日したウクライナ人に、自社の業態やネットワークを通じて手を差し伸べようと、生活雑貨支援などの窓口を立ち上げた。
全国のモノづくりメーカーと連携し、必要なものを可能な限り提供
「日本での生活をより良いものにできるようになれば」と、避難民を受け入れている全国の自治体や団体をはじめ、運営するECサイト「CRAFT STORE」、また全国のモノづくりメーカーと連携し、必要なモノを可能な限り届けたいという。具体的には、器などの生活雑貨の提供や就業を希望する人への紹介などを考えている。
ニューワールドは、日本ブランドを世界No.1にすることをめざす福岡発のスタートアップ企業だ。3月には、経済産業省の九州経済産業局から、管内で活動するスタートアップの一社として「J-Startup KYUSHU」企業として選定され、日本のものづくり企業と一緒にさらなる成長と飛躍をめざしている。
日本で一定期間生活するのに必要なものを準備するのは困難→支援を決意
同社は、コマース事業としてオンラインショップ「CRAFT STORE」を運営。70ブランド・700点ほどのテーブルウェアをはじめとしたライフスタイル雑貨などを販売。「日本のものづくり」にこだわり、暮らしや職人へのインタビュー記事など、モノの背景にあるストーリーを紹介している。また、コンテンツ制作事業として、動画をはじめとしたWEBコンテンツを中心に制作。サイト制作やクラウドファンディングのページ作成も手がけている。
自身の親戚にも、日本への移住を余儀なくされたウクライナ人家族がいるという「CRAFT STORE」の湯浅空・事業部長は、「日本で一定期間生活する上で必要なものを準備すること、そしてそれを継続させていくことはとても大変。大事な家族が困っているということを知ったこと、だから会社として何かやれることがあるなら協力したい、との思いでこの取り組みを開始した」とし、気軽な問い合わせを呼びかけている。
■『CRAFT STORE』
https://www.craft-store.jp/contact
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