2022.07.15 通販会社
アイケイ期末決算、9億円の赤字に…テレビ通販が49%減
(株)アイケイが14日発表した2022年5月期(21年6月~22年5月)連結決算は、売上高が前期比21.3%減の163億3500万円、営業損失が3億6000万円(前期は7億500万円の営業利益)、純損失は9億500万円(前期は3億2100万円の純利益)となった。

テレビショッピングの売上高が全体を押し下げ
ダイレクトマーケティング事業、セールスマーケティング事業、ITソリューション事業の3セグメントで運営するが、ダイレクトマーケティング事業のテレビショッピングの売上高が前期比49.7%減となり、全体を押し下げる形になった。
テレビ通販、EC、SHOPの各事業を手がける「ダイレクトマーケティング事業」は、売上高が前期比38.8%減の51億8400万円、営業損益が8億500万円(前年同期は2億9800万円の営業利益)。TVショッピングで、主力商品の「スピードヒート温熱ベスト」の売上効率が大きくダウンしたことに加え、他のヒット商品の空白期間が生じたことで大幅な減収となった。
生協、通販、店舗、海外の各事業を持つ「セールスマーケティング事業」は、売上高が前期比10.0%減の106億9900万円、営業利益は同21.9%増の3億9500万円となり、過去最高。店舗では微増となったが、生協と通販で巣ごもり需要が一巡した影響もあり、微減となった。
次期業績は黒字化の見込み、テレビ通販の立て直しが急務に
チャットシステム「M-Talk」と通話録音システム「Voistore」を中心としたIT商材を開発・販売する「ITソリューション事業」は、「M-Talk」の拡販営業で売上が拡大していることから、売上高は前期比12.1%増の4億5000万円、営業利益は同43.0%減の2900万円となった。
23年5月期の通期業績は、売上高が164億2600万円、営業利益が5億1100万円、純利益は1億8600万円を見込んだ。テレビショッピング事業の立て直しを急務とし、放映枠の選定と圧縮で広告宣伝費を削減し、定期購入型商品の販売強化により販売効率を高める。セールスマーケティング事業では、既存ルートへの商品力強化を図り、売上の拡大をめざす。
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