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2022.06.03 通販会社

広貫堂、自社通販サイト「ケートオンラインショップ」を閉鎖

「置き薬」の老舗として知られる医薬品製造の(株)広貫堂(富山市)は、ネット通販の自社サイト「ケートオンラインショップ」を、1日付で閉鎖した。閉鎖後は、ネット通販サイト「広貫堂公式ショップ楽天市場店」での取り扱いに切り替え、在庫限りで販売する。


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自社製造の医薬品で自主回収が頻発


 同社は2021年10月、国から承認を受けたのとは異なる手順で製造していたなどとして、「胃腸反魂丹(はんごんたん)」など10品目の自主回収を公表。以来、今年になってからの3回を含めて計7回、胃腸薬や風邪薬、鎮痛薬など自社製品の自主回収を繰り返している。

 発端となった自主回収は、県による無通告の立ち入り検査で1品の不正が発覚。県の調査や社内調査などで9品目の不正も判明した。国の承認書に記載していない添加物を使ったり、添加物の量を増やしたりしていた。「歯痛頭痛ヒロリン」などの4品目は、出荷後の安定性試験で承認基準に適合しない結果が出た。

富山県で製薬会社のトラブルが多発、広貫堂は生産停止中


 「薬都」と呼ばれる富山県は昨年から、製造工程に不正があったとして、ジェネリックス医薬品の大手や漢方生薬などを手がける製薬会社が、県から業務停止命令を受けるなど、信頼が揺らぐ不祥事が相次いでいる。

 広貫堂に関しては、直近の自主回収を開始した4月下旬、製造販売する医薬品について長期安定性試験を実施した結果、使用期限内の品質の担保が困難との判断に至ったとして、風邪薬「新ゼンソフトカプセルG」など2品目の回収を公表。昨年以降、咳止めカプセルや胃腸薬など、少なくとも26品目、500万個を超える。回収品の多くは全国の家庭などに配布されており、配置業者を通じて回収している。

 同社は今年1月、自主回収の原因と再発防止について「今後設置する第三者委員会に検証してもらい、それを踏まえて見解を示したい」としていた。その「第三者委員会」が6月1日に発足したばかり。自主回収が相次いでいる上、点検のために製品の生産が停止し、現在も全面的な生産再開には至っていない。






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