鉄道事業者と11社目の連携

　鉄道事業者との連携は11社目となり、TX北千住駅の設置を皮切りに、6月までにつくばエクスプレスの11駅へと設置場所を拡大する予定。両社それぞれの事業資産、事業ノウハウを生かしながら、沿線住民の毎日の買い物の利便性向上に取り組む。

　予定しているつくばエクスプレス駅構内マートステーション設置場所は、秋葉原駅・新御徒町駅・浅草駅・青井駅・六町駅・八潮駅・三郷中央駅・南流山駅・流山おおたかの森駅・柏の葉キャンパス駅の10駅となる

　クックパッドは、国内で月間約5600万人が利用する料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」や、買い物をもっと自由にる生鮮食品EC「クックパッドマート」などの運営を通じて、人と社会、地球の豊かな未来をめざしている。

秋葉原⇔つくば駅間沿線地域に住む消費者の利便性を向上へ

　2018年から開始した「クックパッドマート」は、地域の食のつくり手と消費者をつなげることで、消費者の買い物の利便性向上や食卓を豊かにするサービスだ。商品は、店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に届けられ、好きな時間に受け取れる。

　鉄道関係ではこれまで、東京メトロ、みなとみらい線、横浜市営地下鉄、東急線、京急線、西武線、東京モノレール、千葉モノレール、JR東日本との連携を開始し、食を通した沿線地域の活性化に取り組んでいる。

　つくばエクスプレスは、東京千代田区の「秋葉原駅」から、研究学園都市である茨城県つくば市「つくば駅」までを最速45分でつなぐ。沿線地域の通勤・通学路線としてだけでなく、筑波山シャトルバスと接続することで筑波山への観光路線としての役割も担っている。沿線地域に住む消費者の買い物の利便性を向上するため連携に至ったとしている。

　■『クックパッドマート』
　https://cookpad-mart.com/