2021.06.15 コラム
【資料付】顧客管理ツールでCRM実施！目的別おすすめ比較7選
顧客管理ツールには、いわゆるCRMツール、MAやSFA機能を備えているもの、LINEで利用できるもの、コールセンター連携に強いものなどたくさんの種類があります。フリー（無料）で利用できるものまでおすすめ情報を目的別比較で解説します。
顧客管理ツール導入=CRM実践！
CRMとは「Customer Relationship Management」の略称となり、一般的には顧客管理手法のことを表します。すでに契約しているユーザーやこれから顧客になる見込みのあるユーザー(見込み顧客)との関係性を高め顧客ロイヤリティを向上させていくことで、自社利益を最大化させるために用いられる手法です。
勘違いされやすいのですが、CRMという言葉自体がツールを指しているわけではなく、ExcelやGoogleスプレッドシートを使用して行うケースも含まれます。そのためCRMとは顧客管理ツールの導入ありきではない、というところがポイントです。
そしてCRMの考え方をツール化またはサービス化した製品のことをCRMツールと呼びます。ですので「CRMツール≒顧客管理ツール」として差し支えありません。それらのサービスを利用することで、非常に便利かつ効率良く成果を出すことが期待されます。顧客管理の実践に役立つ有料のツールの種類は業種や活用方法によって様々であり、MA(マーケティングオートメーション)やSFA(sales force automation）の機能を持つもの、クラウド型のものなど、ツールによって特徴は異なります。
MAとはマーケティング活動の可視化・自動化を行うこと。SFAは営業活動を支援するものです。これらの機能を持つツールとCRM機能を掛け合わせることでマーケティングや営業の分野において重要な役割を担うことになります。
利用する顧客管理ツールを選ぶ際は、各ツールの機能や特徴、どのような活用事例があるのかなどの情報収集を行った上で、自社で有効活用できる範囲のツールを上手く選定していくことが重要になります。
LINEでも顧客管理ツールが利用可！
近年ではメッセージアプリ「LINE」を活用したビジネス手法が急増しています。LINEを活用したツールの導入も可能な世の中になっており、今回はその中の一つである「LINE WORKS」について紹介します。
◆LINE WORKSとは？
LINE WORKSは、普段使い慣れているLINEと同じ使用感で導入したその日から利用することができるツールです。社内のコミュニケーションツールやスケジュール管理などの業務効率化ツールとして利用できるだけではなく、ビジネスの管理ツールとしての役割も果たすことができます。
顧客管理ツールとしてのLINE WORKSでは、1対1でのコミュニケーションで顧客との信頼関係を構築することを目的に取り組みを行えることが特徴です。新規の顧客となったユーザーがまたサービスを再利用してくれるような関係構築をサポートすることが期待できます。
また、顧客の意見を収集することも可能です。サービス満足度に関するアンケートの実施や顧客レビューや口コミを登録し、スタッフ同士の意見交換に役立てることで、より良いサービスを実現できるでしょう。
LINE WORKSを活用した顧客管理の大まかな流れが以下となります。
(1)LINE WORKSと管理サービスを連携する
(2)チャットで閲覧したいデータ情報を入力
(3)データの中からセグメントされたリストをLINE WORKSを経由して出力
様々なツールがある中で、多くの人が普段使い慣れているLINEを活用したツールであれば、操作にも慣れやすく使いやすいのではないでしょうか。すでにLINE WORKSを導入している企業20万社を超えており、今後のビジネス活用の幅が広がることが期待できます。
使いやすい顧客管理ツールを探している方は、まずLINEを活用したビジネスデータ管理を試してみるのもよいでしょう。
おすすめ7選！目的別に顧客管理ツール比較
おすすめの顧客管理ツールを目的別に紹介します。
(1)LINEを活用したい
サービス名：LINEマーケティングツール「LIBERO（リベロ）」
提供会社名：株式会社ギブリー
価格：月額100,000円～
無料トライアル：なし
LIBEROは、LINE上で取得できる顧客データを軸に、効果的な配信が可能です。
さらに、LINE公式アカウントとCRMやSFAと連携することで、友だち一人ひとりのコミュニケーションを最適化します。
また、ツール提供だけでなく、1000社以上の運用実績を基にした、LINE公式アカウントの設計や運用代行など、顧客の成功を支援します。
(2)コールセンターに強いツール
サービス名：Zendesk
提供会社名：株式会社Zendesk
価格：＄49～
無料トライアル：あり
コールセンターなどの人と人とのコミュニケーションを図る営業活動において活躍しているサービスです。大手企業の導入実績もあり、コミュニケーションの可視化を実現することが期待できます。現在無料トライアルも受け付けております。
(3)クラウド型
サービス名：Senses
提供会社名：株式会社マツリカ
価格：月額25,000円～
無料トライアル：あり
BtoB営業における情報収集、コミュニケーション、提案書作成などのタスク管理などの情報入力を、外部連携によって工数を最小限に抑えることのできるツールです。売上実績レポートや取引先の一覧を確認できる機能も活用できます。
(4)営業管理に強い
サービス名：セールスマネージャー
提供会社名：ソフトブレーン株式会社
価格：要見積もり
無料トライアル：あり(無料デモのみ)
営業活動を「見える化」し、細かいマネジメントの実現を可能としています。入力を最小限に抑え、必要な情報を自動反映させることができるため、営業工数を大幅に減らせることが期待できます。
(5)シェアが大きい
サービス名：Sales Cloud(セールスクラウド)
提供会社名：株式会社セールスフォース・ドットコム
価格：月額3000円～
無料トライアル：あり
様々な規模や業種に対応しているソリューション機能をそろえています。国内シェアも高く、サポート充実しているためCRMを初めて導入するという企業にもおすすめです。
(6)導入実績が多く安価
サービス名：Zoho CRM
提供会社名：Zoho
価格：1,440円～（初期費用0円）
無料トライアル：あり
初期費用0円から利用でき、その後の費用も比較的低コストで利用できるリーズナブルなCRMサービスです。他のCRMツールからの移行も簡単に行うことができるため、スムーズに運用が開始できるところがメリットです。
(7)とにかく長期間・無料で多機能
サービス名：HubSpot
提供会社名：HubSpot Japan株式会社
価格：0円～(有料版あり)
無料トライアル：あり
世界120か国以上、10万社が利用しているHubSpotソリューションを活用したCRMプラットフォームです。マーケティングから営業、カスタマーサービスなど幅広い分野に対応できるツールや連携機能を備えています。
よくある質問
Q.予算が少ないが自力でもできない。無料/フリーから使えるものはあるか
A.初期費用無料や無料トライアル可能、フリーミアムモデルのサービスもあるため、そういった利用が可能なサービスをおすすめします。無料といっても利用できる範囲が広いサービスもございますので、まずはお試しで利用してみて使用感や自社で使いこなせるかどうかを判断してもよいでしょう。FullFree( https://www.fullfree.jp/ )などは無料でも使える範囲が広いため、このようなサービスを探してください。
Q.ツールを導入したことがあるが使いこなせなかった
A.「せっかく高スペックのツールを導入したのに使いこなせない」という方は、企業や個人にとって必要以上の機能が搭載されたツールを使用している可能性があります。
取り組みたい内容よりも高度な機能(オーバースペック)を搭載したツールは利用する必要がありません。何のためにどのような機能が必要か、という点を事前に深く分析した上で導入ツールを選択することをおすすめします。
顧客管理ツールについてまとめ
今回は顧客管理ツールについて説明しました。ポイントは以下のようになります。
・CRMとは顧客管理手法のことを指す
・CRMツール≒顧客管理ツール
・CRMツール≒顧客管理ツール
・MAやSFA機能を備えているものがある
・LINEを利用したツールもある
・コールセンターや営業などに業種に特化したツールがある
同じ顧客管理ツールでも機能や特徴に大きな違いがあります。自社に最適な顧客管理ツールを見つけられるよう情報収集をしっかりと行い、自社利益の最大化に向けた取り組みを行いましょう。
顧客管理ツールのお役立ち資料紹介
顧客管理ツールに関する資料が以下から一括ダウンロードできます。ぜひご活用ください。
顧客管理ツールに関するお役立ち記事紹介
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