2021.04.21 通販支援
ロクシタンジャポンとヤマト運輸、国内流通のサプライチェーン構築で提携
ナチュラルコスメをグローバルに展開するロクシタンの日本法人・ロクシタンジャポン(株)=LOJは20日、ヤマト運輸(株)=YTCと最適なサプライチェーンの構築を実現する戦略的パートナーシップを締結したと発表した。ロクシタンのコスメ製品を購入する顧客の満足度向上に向け、YTCが保有する全国110か所以上の倉庫ネットワークと輸配送ネットワークを組み合わせ、国内での店舗と公式通販サイト販売で協業する。
物流増加と消費者ニーズに対応
ECの拡大で販売チャネルの多様化が急速に進む中、企業には消費者ニーズに合わせた、より柔軟なサービス提供が求められている。特にコロナ禍で、店舗とEC双方の販売拡大に資するサプライチェーンの再構築は、多くの企業にとって重要な経営課題になっている。
LOJは、今後予測される物流の増加と消費者ニーズの多様化に対し、店舗・公式通販サイトでの流通コストとオペレーションの最適化が課題となっており、サプライチェーン全体を改革するパートナーを模索していた。また、ロクシタンがブランド創設以来、長年にわたって取り組んできた環境保全活動と意思を同じくする企業とのパートナーシップを進めることで、さらなる多くの環境負荷低減の取り組みをめざしていた。
ヤマト運輸はサプライチェーン変革の支援で付加価値を提供
YTCは、法人企業に向けた物流の効率化、在庫の最適化に加え、物流を通じた販売促進支援など、企業成長に資するサプライチェーン変革を支援する価値提供を進めている。強みである全国の倉庫・輸配送ネットワークの結合とデジタル情報の可視化を通じ、店舗、EC双方の在庫を適正化し、スピード納品、輸配送コストの低減など企業の経営に資するサプライチェーン構築の最適化を提供している。
また、ヤマトグループでは「サステナブル中期計画2023 環境・社会」を策定し、各重要課題(マテリアリティ)に対する具体的な行動の内容と、23年までの到達目標を定め、事業活動の中で各施策を遂行することで、社会と事業の持続可能な発展をめざしている。
3年後に「化粧品業界全国No.1の高性能 DCの確立」へ
パートナーシップに関する内容によると、ヤマトグループのネットワークを組み合わせ、店舗と公式通販サイト在庫を絶えず一体で流動化させ、最適な輸送方法をTMSでコントロールすることで、在庫の偏りや欠品の解消、輸送コストの低減やスピード配送・納品を実現する。最適化されたサプライチェーンにより、店舗販売員が販売に注力できる環境や、サイト購入商品の受取可能日の前倒し、受け取り方法の多様化などを図る。
併せて、取組の目標として「ロクシタンジャポンの物流コストの削減」、いずれも3年後に「化粧品業界全国No.1の高性能 DCの確立」「ロクシタングループのグローバルNo.1高性能フラッグシップDCの確立」を掲げた。また、日本でのサプライチェーンモデルを確立後、グローバルスタンダードのモデルとして、ロクシタングループ各国への展開を予定している。
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