2021.04.12 通販支援
日本郵便、電動3輪バイク「AAカーゴ β8」導入
日本郵便(株)はこのほど、郵便配達用車両として電動3輪EVバイク「AAカーゴ β8(エーエーカーゴベータエイト)」を導入した。実証実験などを経て採用した車両で、納入したaidea(株)によると、走行安定性と利便性に優れ、郵便配達業務で初めて使われるという。
EVバイク導入で環境配慮とEC市場の荷物小口化・多頻度化に対応
日本郵便は、物流における環境負荷の低減の一環として、EV車両の導入を進めており、近年のEC市場拡大の影響による貨物の小口化・多頻度化に最適な車両を検討する機会として、aideaと日本郵便による「屋根付き3輪EV」の実証実験を実施してきた。
2020年9月から約2か月間、東京都内2か所の郵便局で、既存車の「AAカーゴ α4」を郵便配達業務に使用。走行安定性や利便性の検証を経て、郵便配達業務で初めての屋根付き3輪EVとして、「AAカーゴ β8」の正式採用を決定した。
aideaによると、実証実験を踏まえた日本郵便の要望により、7.7kWhの大容量のバッテリーと、左右のハンドルスイッチで簡単に操作できるERP(Electric Roll-lock and Parking Brake)を搭載した原付二種モデル「AAカーゴ β8」を新規に開発したという。特徴は、3輪構造と前後13インチの大径ホイールによる「走行安定性」とともに、「屋根付き3輪」という独自の車体構造。4輪車に近い快適性・積載性と、2輪車並みのコンパクトさ・手軽さを両立した。
1回の充電で最大149km走行可能
新開発のERPは、車体の左右方向と前後方向を、それぞれ独立してロックすることができるため、停車する頻度が多い配達業務での運転者の負担が軽減できる。原付一種と比較して走行に関する規制が少ないため業務効率が高く、最大積載量は60kgで、多くの荷物を運ぶ業務に適している。(原付一種は最大30kg)。1回の充電で最大149kmの走行でき、。EVの課題とされる「走行可能距離の短さ」を解消した。
日本郵便はまず、次の8郵便局に各1台ずつ導入した。茨城県 古河郵便局/埼玉県 上尾郵便局/千葉県 美浜郵便局/東京都 多摩郵便局/東京都 西東京郵便局/東京都 町田郵便局/神奈川県 高津郵便局/神奈川県 神奈川郵便局。
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