2021.04.05 通販支援
物流会社の遠距離配送が遅延に、航空便小型化による空輸スペース減で
新型コロナウイルス感染拡大に伴う国内航空便の小型化や貨物便の減便などの影響で、
全国的に郵便物や宅急便の配送に遅れが出ている。日本郵便(株)とヤマト運輸(株)がこのほど、相次いで明らかにした。搭載スペースを安定的に確保できないことが要因だ。
コロナ禍で航空各社が減便や機材小型化で運航コスト削減
新年度に入ってもコロナ禍による航空需要の減少が続く中、航空各社は使用する機材を小型化して運航コストを抑制、需要に合わせた減便や機材を変更する方針を継続する意向を示している。先行きは見通しにくいことから随時、減便や増便で需要の変動に対応している現状があり、郵便物や荷物の遅れはさらに広範囲に及ぶおそれもある。
現在、最も顕著な影響が出ているのが北海道と沖縄県。両地域から全国に向けた郵便物とゆうパック、両地域に配達される郵便物・ゆうパックは、すべてに遅延が生じている。そのほかの「配達地域」としては、九州地方をはじめ、中国・四国地方での遅れが目立っている。
■ゆうパック

■郵便物

■郵便物
日本郵便とヤマト運輸の配送に遅れ
東京都からの郵便物の遅れは現在、その3地方に加え、北陸地方と青森県に及んでいる。
全体の遅れはおおむね1日程度で、速達郵便物は半日~1日ほど、沖縄県では4日程度の遅延が発生するおそれも出ている。
ゆうパックもほぼ同様。北海道と沖縄県をはじめ、ほぼ全国にわたって1~2日程度の遅れがおきている。日本郵便では、遅延地域拡大のおそれもあり、対象となる地域や郵便物の種類をホームページや郵便局の窓口で確認してほしいと呼びかけている。
ヤマト運輸の配送遅れは、やはり「発送地域」が沖縄県、「お届け地域」が北海道というルート。沖縄発の「クール便宅急便」(冷蔵・冷凍)に関しては、九州全域にも影響がでている。一部は引き続きの対応となるが、時間指定とスピーディーさが売りの「宅急便タイムサービス」の荷受けを、発送地域とのからみで停止する地域も増えている。
また、佐川急便(株)については5日8時現在、国内航空便の小型化や貨物便の減便などの影響による配送の遅れに関する発表はない。
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