2021.02.26 通販支援
配送車が冷蔵・冷凍品車に!デンソーとヤマト運輸が小型冷凍機開発
(株)デンソーとヤマト運輸(株)は25日、小型モバイル冷凍機『D-mobico』を連携して開発したと発表した。デンソーは、『D-mobico』を製品化し、(株)デンソーソリューションを通じてこの夏からの販売を予定。ヤマト運輸は2月から配送車両への導入を開始した。断熱箱と組み合わせ、あらゆる車両で冷蔵・冷凍品配送を実現し、CO2の削減にも貢献する。
小型・軽量、持ち運び可能な冷凍機
『D-mobico』はデンソーの商標。「持ち運び可能な冷凍機」という意を込め、「DENSO mobile cool」を由来として名付けた。
近年のEC市場の拡大に伴い、食品や医薬品など温度管理を必要とする配送のニーズが増加。同時に、企業向けの冷蔵・冷凍品の小口多頻度配送需要も高まりつつある。一方で、配送にドライアイスを使用する車両も多く、より環境に優しい配送が求められている。
開発した『D-mobico』は、小型・軽量で持ち運び可能な冷凍機で、使用用途や荷量に応じて組み合わせる断熱箱の形状、寸法を選択できるため、さまざまな配送に対応できる。モバイルバッテリーで駆動し、エンジンに負荷をかけず、ドライアイスも使わないため、走行中の燃費向上やCO2排出低減につなげ、今後の配送車両のEV化への貢献も見据えている。
約8時間の連続稼働が可能
デンソーは、製品や工場から排出されるCO2の削減、大気中のCO2の回収・再利用により、カーボンニュートラルな製造業をめざしている。また、ヤマトグループは温室効果ガスの排出削減をめざし、ドライアイスの削減やEV車両への移行などを図っている。両社は今後も、安心安全で、環境に優しい冷蔵・冷凍商品の配送に貢献していく考えを示している。
『D-mobico』の仕様は、設定温度が冷凍-20℃、冷蔵5℃。寸法はW420xD140xH440 mmで、重量(冷凍機のみ)は5kg、断熱箱の積載容量は130L。使用環境温度は5~40℃、保存環境温度は-20~60℃で、約8時間の連続稼働が可能という。
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