2021.02.16 通販会社
アスクルの物流センター、福島県沖地震で被災…配送に1週間の遅れも
福島県沖で13日に発生した大地震の影響で、(株)アスクルは15日、一部対象地域に荷物の出荷に遅れが出ていることを明らかにした。特に、北海道と東北地方への配送については、1週間程度を要する可能性がある。
北海道・東北への配送に影響
同社の物流拠点の1つ「仙台物流センター」(宮城県仙台市宮城野区)に被害が生じたという。同センターからの商品の出荷が難しい状態となっており、北海道と東北地方への配送については、他エリアの物流センターからの出荷を余儀なくされている。同センターは10年前の2011年3月11日に発生した「東日本大震災」でも甚大な被害を受けていた。
15日現在の遅延対象地域は青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県。最長で1週間程度を要するとした。また当面の間、宮城県内への当日配送サービスを中止する。さらに、直送品(メーカーなどから直接届ける商品)についても、対象地域への配送および対象地域から出荷する場合に遅れが生じる可能性があると、理解を求めている。
東日本大震災でも被災、対策強化で迅速な復旧へ
アスクルは10年前の大地震で、本社社屋(東京都江東区辰巳)、仙台物流センター、仙台お問い合わせセンター、郡山受注センター、東京や横浜の物流センターで被災。関東圏をはじめ、北海道と東北エリアを中心に、一時的にサービス機能が著しく低下した。被害は特に本社社屋と「仙台物流センター」で大きく、その後対策を強化してきた。
同社によると、事業継続の観点から、本社社屋は被災後約1か月の時点で東京都江東区豊洲に移転を決定。「仙台物流センター」は6月21日から商品出荷を一部再開した。当初は8月下旬の全面稼動を目標に作業を進めていたが、関係者の努力で7月下旬に大部分の復旧が完了、全面再稼動につなげた経緯がある。
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