テレビを中心としたマルチメディア通販企業の(株)QVCジャパンは、2021年4月に開局20周年を迎える。これを記念して同社は、新たな形のショッピングを届ける「次世代の番組ナビゲーター(番組進行役)」を採用する公開オーディションの開催を決めた。特設サイトを1日に開設、募集開始は17日を予定している。
ナビゲーターは暮らしに新しいストーリーを届ける存在
QVCジャパンは、00年にアメリカ・ペンシルバニア州に本社を置くQVC社と、三井物産(株)の合弁で設立。社名のQVCはQuality(品質)、Value(価値)、Convenience(利便性)の頭文字をとったもので、企業理念がそのまま会社名になっている。
01年4月1日午前8時に放送を開始。04年には国内のテレビ会社では初めてとなる24時間連続生放送をスタートした。番組はBSデジタル4ch(BS日テレ)、11ch(BS11)、12ch(トゥエルビ)、スカパー!、各CATV(一部地域除く)、ブロードバンド・QVCライブ(インターネットテレビ放送 QVC.jp)、QVCアプリ(iPhoneとAndroid端末向けのアプリ)で視聴できる。
「視聴者と商品を輝かせるスターを大募集」と呼びかける同社によると、ナビゲーターとは、番組を通じて商品を紹介するだけではなく、視聴者と過ごす時間をともに楽しみ、ショッピング体験を通じて暮らしに新しいストーリーを届ける存在。また、番組での表現能力や販売力、アナウンス力に加え、生放送ならではの状況に応じた柔軟な対応力が求められるとも。
募集条件は「18歳以上」のみ
募集要項は、「18歳以上」だけが条件で、性別や経歴、学歴は不問。詳細は10月17日に公開予定としている。公開オーディションのスケジュールは、募集期間を10/17~11/15とし、11/16~11/30の書類選考を経て、一次審査12/1~12/31、二次審査1/1~2/20と進む。
最終審査は2/22~3/20に行われ、採用者の発表は20周年を迎えた4月初旬となる。
新型コロナウイルス感染対策のため、主にWeb会議ツールを使用して選考する。審査回数やスケジュールの期間などは変更する場合があり、審査の内容は選考通過者に都度、通達。最終審査では全社員および視聴者による投票で、採用者を決めるという。
先輩ナビゲーターとなる石橋尚弘さん(12年入社)と、古沢真弓さん(14年入社)は、「メディアの視聴環境が大きく変化する中で、新しいスタイルの番組をぜひ一緒に取り組んでみたいですね」「この仕事は、自身の性格や経験、すべてがチャームポイントになります。多方面からの応募お待ちしています」と、全国から積極的な応募を呼びかけている。
■公開オーディション特設サイト
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