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通販通信ECMOニュース・記事マーケティング「IT導入補助金」はWEB完結で超簡単?巷の誤解を徹底解説!

2020.08.25 マーケティング

「IT導入補助金」はWEB完結で超簡単?巷の誤解を徹底解説!

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 近年EC・通販業界でも注目が高まっている「IT導入補助金」。「名前は知っているが使ったことはない」「導入したいサービスは補助対象だと聞いたことがあるが、よくわからなくて手を出していない」「たぶん補助を受けられる対象だと思うが、申請が面倒そうで活用したことがない」という読者も少なくないのではないだろうか。ただ、IT導入補助金ではECカートはもちろん一元管理システムなども補助対象となっているなど、導入を検討しているサービスがあるEC・通販事業者にとっては、利用しない手はない補助金事業だ。本記事ではEC・通販事業者の「IT導入補助金」活用の仕方を分かりやすく解説する。


 


 そもそも「IT導入補助金」とは、経済産業省の監督のもと独立行政法人中小企業基盤整備機構より採択された補助金事業だ。数々のEC・通販事業者のIT導入補助金事業のサポートを手がけてきたECカートベンダーであるw2ソリューション(株)のマーケティング ディビジョン w2ECエヴァンジェリスト 舘野真規氏に、IT導入補助金を利用したいと思っているEC・通販事業者によくある質問ついて、事業者の相談に応じるスタイルで回答してもらった。

450万円補助も!年内なら間に合う?


EC事業者(以下、相談者):「IT導入補助金」には非常に興味があるのですが、今年はいつまで申請が可能なのでしょうか?募集要項が「第〇次」「〇枠」「〇類型」など理解しきれていません。

舘野真規氏(以下、舘野):まず申請は例年のペースでいくと年末まで大丈夫です。原則からお話しすると補助金の予算が有る限り申請は可能です。例年、補助金予算を消化しきっていないので、翌年度に繰り越したり追加募集をしたり、1カ月程度で募集を区切ったりしているので、複雑に見えてしまっているのかもしれませんね。そのあたりは余り気にしなくても大丈夫ですよ。今の時期ですと大体毎月末で「〇次」の〆を行っています。


 


相談者:補助が受けられる対象もよくわからないのですが...

舘野:EC・通販事業者ですと「小売」に該当するのが通例ですので、資本金5000万円以下または常勤の従業員数50人以下であればまず間違いなく対象になります。こちらは個別に確認が必要ですので目安までにお考え下さい。

相談者:いくらぐらい補助をしてもらるのかが、よくわからないです。

舘野:ざっくりお伝えすると、導入費用の1/2、最大で450万円まで補助を受けることができるとお考え下さい!特別枠というものもあり3/4補助で最大450万円となるのもありますが、個別に確認が必要になりますので、ひとまず「導入に200万円かかるEC・通販システムでも実質100万円で導入できる」とお考えいただければと思います。



登記簿と納税証明書があればOK!



相談者:なるほど。でも用意する書類が煩雑そうだし、おまけに申請の手続きも面倒そうで二の足を踏んでしまって...

舘野:そんなことはありません!紙ベースのやりとりを想像される方が少なくないですが、「IT導入補助金」の申請など手続きの大半はWEB上で完結できます!「IT導入補助金」の申請は郵送などが不要で、ほぼPC1台で完結できます!

相談者:そうなんですか! まったく知りませんでした。とはいえ、WEB上の手続きは煩雑で労力がかかりそうなイメージがありますが。

舘野:こちらもそんなことはありません!少ない工数で非常に簡単に申請をすることができます!導入したい補助対象のサービス(=ITツール)が決まったら、経産省が展開する行政サービスをWEB上で完結させるための「gBizプライム」のアカウントを作成してください。あとはアカウントサービスのメニューに沿って申請するだけです。

相談者:申請のための書類の用意が大変ではないですか?

舘野:もちろんそんなことはありません! まず最低限必要な書類は基本的には企業の「履歴事項全部証明書」「法人税の納税証明書」だけです! 法務局や税務署に出向いても取り出せますが、これらもオンライン上で取り寄せが可能です! あとは、補助金を交付する条件として「ITツール」導入で売り上げが上がるシミュレーションが立てられる必要があります。

相談者:そのシミュレーション立てが非常に大変そうですが...

舘野:まったく心配ご無用です! 実際にみなさんそうした反応を示されますが、事業計画書レベルの書類提出が求められているわけではありません。導入したツールによる成果を厳密に数値ができなくてはいけないということもありません。ある程度ざっくりとして売り上げ増加の予測が立てられればそれでOKです!

 この記事が載っている「通販通信ECMO」に、事業シミュレーションをエクセルで簡単にできるという資料も掲載中です。この資料は「IT導入補助金」のサポート用の資料でもあります。無料でダウンロードできますので、まずは一度ぜひ使ってみてください!特にECへの新規参入を検討されている場合などは、このシミュレーション結果がそのまま交付申請にも利用できると思います。

申請はwebフォームに沿うだけ!



相談者:書類が揃ってもそのあとの手続きが面倒なのでは?

舘野:そんなことはありません!アカウントメニューを見れば簡単に申請を進めることができます。WEBフォームに直接入力をしていけばいいだけです。ただ、項目数が多くはあるので多少の準備は要するかもしれませんが、それもEC・通販関連は導入したいITツールベンダー側がだいたい手厚くサポートを行いますので心配無用です!

 これまで扱ってきた案件ですと「履歴事項全部証明書」「法人税の納税証明書」の取り出しが面倒で時間がかかってしまうという企業さんのケースが多いです。あえてアドバイスをするとしたら、法務・税務を担当していてその手のことが理解できている方がIT導入補助金利用の窓口役になればかなりスピーディーに申請が完了します! もちろん社長さんなど経営層がご担当いただければなお話は早く進みます。


相談者:交付申請が完了した後、何があるのでしょうか? また、補助金交付が決定されるまでは、どのくらいかかるのでしょうか?

舘野:審査があります。おそらく世間一般で「補助金は面倒・煩雑」というイメージがついてしまっているのは交付申請から交付決定までの時間読みが難しいことにあるのかもしれません。「IT導入補助金」も例外とは言えないですが、記載不備や納税証明に難があるなどがなければ約1カ月で交付決定となります。申請まで完了すればそんなに心配する必要はありません。

相談者:なるほど。ちなみに補助金を受ける際のお金の流れはどうなるのでしょうか?

舘野:はい、EC・通販事業者側の流れを簡単にご説明します!
(1)交付決定
(2)補助対象のITツール導入をベンダーに申込(または契約、発注)
(3)ベンダーに導入費用を一括支払い
(4)請求・支払いが完了したことを、証憑を付けて提出
(5)補助額を受取


 となります!


相談者:一度、導入費用の満額支払いが必要になるんですね。

舘野:はい。そうなります。一般消費者向けのサービスに置き換えて考えると「IT導入補助金」は【割引購入】ができるというのではなく、【あとから還元が受けられる】という流れになりますね。ですので、かなり高額な導入費となるITツールを検討している場合は、支払から補助金の着金までラグが発生しますのでキャッシュフローについては事前によく検討しておく必要がありますね。


ツール選定のコツは・・・?


相談者:導入ツール選定も難しいです。

舘野:ツール選定の考え方として、まずは「IT導入補助金」関係なしに導入を検討しているサービスやシステムが補助対象「ITツール」となっているかを調べてみていただくといいかもしれません。おそらくベンダーさん側のwebサイト上にも補助対象であれば告知があると思います。

 次に、考え方として補助額の上限が大きいので導入費用の高いもので検討している・検討を考えているものがあれば補助金活用はうってつけです。ECで言えば、基幹システムやカートシステムのリプレイスなども該当しますね。どうしても、リプレイスとなるとデータ移行など、まっさらな新規システム導入とは作法が異なります。データ移行に費用がかさむことがほとんどですので、IT導入補助金を受けてできるのであれば検討する価値はあると思います。

 公式サイトのITツール検索で色々と調べていただければと思います。ただ、検索行為はそれ自体が結構大変だったりするので、IT導入補助金の相談所として商工会や中小機構が設けている「よろず支援拠点」などを頼っていただくのも手です。

 EC・通販に関する内容であれば当社・w2ソリューションでもご相談をお受けすることが可能です! 業界知識が豊富なのはもちろん、カートベンダーとしてEC・通販事業者様と近いところで仕事をしておりますので、かなり的確なアドバイスができるかと思います。1からのツール選定となるとこれから比較検討はちょっと大変かもしれません。我々であればそうしたお悩みにもお応えできると思います! 特にEC構築そのものや基幹システムのリプレイスなどであれば、一番の得意分野ですのでお気軽にご相談いただきたいです。



 また当社では現在週に1回のペースで、「IT導入補助金」の解説ウェビナーも開催中です。「個別相談をするほどでもないけど、もっと情報が欲しいな・・・」と思われたら、まずは一度こちらのセミナーを聴講いただければ幸いです!








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