2020.06.04 通販支援
AmazonPay、支払方法に「Amazonギフト券」を追加
アマゾンジャパン(合)は6月から、提供するID決済サービス「Amazon Pay」の新たな支払い方法として「Amazon ギフト券」を追加した。これにより、Amazon Payでの決済の際、Amazonアカウントに登録されたクレジットカードに加え、Amazonギフト券での支払いも可能になる。
クレカなくてもAmazonPay!
Amazon Payは2015年5月、Amazonアカウントに登録された配送先住所やクレジットカード情報を、Amazon以外のECサイトで利用できるID決済サービスとして提供を開始した。
Amazon Payの新たな支払い方法としてAmazonギフト券が追加されたことにより、ECサイトでクレジットカードの利用を控えたいと考えるユーザーは、あらかじめコンビニなどで現金でAmazonギフト券を購入しておくことで、Amazon Payが使えるECサイトでの買い物ができる。さらに、手持ちのAmazonギフト券がAmazon以外のECサイトでも利用可能となる。
また、Amazon Payを導入している事業者は、いままでAmazonアカウントにクレジットカードを登録していなかったユーザーにも、最短2クリックで決済可能なAmazon Payを提供できるようになり、新規ユーザーによる買い物機会の増加が期待できる。
<Amazon ギフト券を利用したAmazon Payでの決済方法> (1)Amazon以外のECサイトでの買い物で、希望の商品をカートに入れ、支払い方法として「Amazon Pay」を選択 (2)AmazonアカウントのID(Eメールアドレス)およびパスワードでログイン(3)支払い方法画面で、「Amazonギフト券」を選択のうえ、決済――。
SHOPLISTはバナー訴求で利用率↑
ファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営するCROOZ SHOPLIST(株)は、事前の試験運用中、カート画面にAmazon PayがAmazonギフト券に対応する案内バナーを掲載。その結果、多くのユーザーにAmazon Payを使ってもらえたという。「バナー効果に加え、Amazonギフト券に対するニーズの高さの表れによるもの」と評価している。
出前館「ギフト券対応で現金からのシフトに期待」
デリバリー総合サイト「出前館」を運営する(株)出前館は、「Amazon Payが、現金でも決済金額を充当できるAmazonギフト券に対応したことをきっかけに、現金決済を希望するユーザーがキャッシュレス決済の利用を始めることに期待している」とコメント。
アマゾンジャパンのAmazon Pay事業本部でも、支払方法の選択肢が増えることで、より多くのユーザーにオンラインでの買い物を楽しんでもらえることを期待している。
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