2020.06.02 通販会社
おうち時間充実へ…肉専門店が「肉のサブスク」開始、毎月29日に配送
愛知県碧南市で鋳物業を営む石川鋳造(株)は1日、同県の3店と京都市1店の肉専門店と連携した「肉のサブスクリプション(定期便)」をスタートさせた。こだわりの商品を届ける日は毎月29日(肉の日)。肉に特化したサブスクサービスは国内初という。
「おうち時間」の充実へ
「肉のサブスク」は、80年の歴史を誇る老舗「鋳物屋」の石川鋳造が立ち上げ、目利きの「肉屋」が産地こだわらず商品を厳選。「味と品質は間違いなし」と太鼓判を押す。鋳物屋と肉屋のコラボレーションは、食卓を豪華に彩る「おうち時間」の充実に一役買いそうだ。
月額1万円(税抜/送料無料)。届く肉は毎月異なる。さまざまな肉を厳選して届けることで、利用者に「次はどんなものが届くのか」という、ワクワクしてもらえる体験も一緒に届けたいという。どんな銘柄で、どんな産地で、どんな部位で、何グラムの肉が届くかは、「毎月のお楽しみ」となる。
主に牛肉だが、目利きした豚肉や鶏肉を届けることもあるという。年会費や送料、解約時の違約金などはすべて不要。支払いはクレジットカードのみの利用となる。
「おもいプロジェクト」の一環で
国内初となる「肉の定期便」は、石川鋳造が手がける「世界で一番お肉が美味しく焼けるフライパン」の製作と理念が発端だ。料理の安全に着目し、テフロン加工をしない無塗装のフライパンをつくり上げた。重さにもかかわるフライパンの肉厚の工夫で、2017年に12月に直径20㎝のフライパンを売り出して以来、瞬く間に大人気商品となり、いまも入荷が3年待ち。

今年4月には同26㎝を発売。食卓に食の「安心・安全」と笑顔を届けたいという「おもい」、ちょっと「おもい」が、使う人と食べる人を「おもい」ながら生み出された「おもいシリーズ」の調理器具だ。鋳物やと肉屋のコラボは、そんな器具で最上級の肉を味わってほしいという「おもい」も込められた「おもいプロジェクト」の一環でもある。
肉を選ぶプロ達」は、『お肉の専門店スギモト』(名古屋市)、『お肉の専門店 石川屋』(愛知県県半田市)、『内藤精肉店』(同県豊田市)、ミートショップヒロ(京都市)。いずれも地元密着の評判店ばかりだ。
■お肉のサブスク(定期便)サイト
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