2020.02.07 通販会社
アローズ3Qは純利益18%減、暖冬などで…ネット通販売上は19%増
(株)ユナイテッドアローズ(UA)が6日発表した2020年3月期第3四半期(19年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比1.1%増の1190億9300万円、営業損益が同7.3%減の88億8800万円、純利益が同18.9%減の46億8700万円となった。
秋冬商品の値引拡大で利益減
なお、UA単体の小売とネット通販既存店の売上高の前期比は1.0%増となった。売上総利益は前年同期比0.8%増の626億6000百万円となり、売上総利益率は、暖冬に伴う秋冬商品の値引販売の拡大などに伴い、前年同期から0.1ポイント減の52.6%となった。
販売費と一般管理費は、前年同期比2.3%増の537億7400万円、販売費及び一般管理費率は同0.5ポイント増の45.2%となった。備品消耗品や研究調査費、その他固定費の減があったものの、ネット通販に関連する広告宣伝費と人件費の増があったことによる。
これらによって営業損益を計上、また自社ECの開発に関わる無形固定資産(ソフトウェア)や営業店舗の一部について、計9億8800万円の減損損失を特別損失に計上したことなどにより、四半期純利益も減となった。
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