2020.01.23 ECモール
ヤフー、PayPayモールとYahoo!ショッピングの違いを改めて説明
ヤフー(株)は22日、運営するネット通販サイト「PayPayモール」について、その内容を紹介するページを開設した。「PayPayモールとYahoo!ショッピングの違いについてご紹介」とうたい、いい意味で差別化した「上位版」ともいえる「PayPayモール」の特徴を際立たせている。
PayPayモールは「プレミアム」
「プレミアムなオンラインショッピングモール」として、PayPayモールが「開店」したのは昨年10月。ちょうど3か月を迎えた。2か月目の昨年12月下旬には、「厳選された安全なストアと商品」のサービスコンセプトを紹介。「安心・安全に向けた取り組み」と機能を改めて明らかにしていた。
安心・安全など5つの違いを説明
ヤフーによると、両モールの違いについて「たくさんのお問い合わせをいただいている」。Yahoo!ショッピングと比較して、PayPayモールは5つの違いがあるという。(1)ストア評価が高く安心・安全(2)高品質な商品を厳選(3)商品を素早く届ける(4)商品の返品・交換ができる(5)公式ストアが充実している――。
出店基準の一つに「ストアレビューの評価の高さ」がある。評価の高いストアの厳選で、安心・安全に買い物を楽しめる。ストアレビューは、ストアページのTOPにあるストア評価から確認できる。二つ目は「商品レビューの評価の高さ」。高評価とされている商品を数多く取り扱い、高品質な商品が揃っている。商品のレビューは、商品詳細ページから確認できる。
厳選店で出荷遅延やトラブル回避
三つ目に「発送の早さ」を挙げた。商品の発送が早く、出荷遅延が少ないストアが多く出店。PayPayモールアプリでは、マイページの注文履歴にある「配送状況を見る」から、商品の配送状況を確認できる。商品を受け取って14日以内なら、「不具合やトラブル」「お客様都合」により、返品・交換できる。
ストアと連絡が取れないなどの場合は、カスタマーサポートへ。最後に、公式ストアが充実し、有名ブランド商品が数多く出品されていることを挙げている。
「返品可能」は、PayPayモール全体の共通ルール。Yahoo!ショッピングだけでなく、多くのネット通販サイトも、ストアによって返品対応が異なっているのが現状だ。
両モールは一見、ユーザーの奪い合いになりそうな印象を受けるが、PayPayモールには、ヤフーが定めた厳しい条件をクリアした店舗のみが出店。質の高さが特徴となり、Yahoo!ショッピングとはいい意味で差別化ができているといえそうだ。
Yahoo!ショッピングは国内でも最大級のオンラインショッピングモール。数多くの店舗や商品が掲載され、目当ての商品を見つけるには最適なサイトといえる。PayPayモールに出店している厳選の店舗数は、開設当初で約600店舗。これに対し、Yahoo!ショッピングは、50万店舗を大きく超えるといわれる。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
Nint、「東南アジア ECデータソリューション」にベトナム市場のデータ追加
-
2
スマートレターとは?特徴や購入方法・レターパックとの違い
-
3
au PAY マーケット、最大34%ポイント還元の「ポイント交換所 大還元祭」を開催
-
4
クレジットカード・セキュリティGLを改訂…静的パスワード以外の認証方法への移行、2025年3月末に100%達成が目標
-
5
クラシコム2Q 売上高35億8300万円…「北欧、暮らしの道具店」新作商品がヒット