2019.11.30 通販系書籍
アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
- 出版日:2019年3月25日
- 定価:2,420円(税込)
- サイズ:A5 200ページ
- 出版元:日経BP社
アフターデジタル
「オフラインのない時代に生き残る」という副題がついているこの作品。
通販・EC企業として必須ではないと感じる方もいるかもしれない。
しかし、「全産業が変わる可能性を示唆している本」という意味では
結局読まなければいけない本であると言えよう。
今まさに日本では「paypay」や「LINEpay」、「d払い」などでスマホ決済
のシェア争いがおきている。
スマホ決済のシェアを獲得したいのはなぜか?
その答えは本書を読めば明確である。
「中国で起こっていることを学ばないとこの先を見誤る」
という危機感が非常に強いため、各社がスマホ決済のシェア争いになっているのである。
もはやオンライン・オフラインという文脈でビジネスを考えている時代ではない。
表題にあるように「アフターデジタル」であり
デジタルの中にオフラインが存在するということを事例を交えて
分かりやすく紹介している。
平安保険グループ、アリババ、テンセントがなぜすごいのか?
ほとんどの日本人が気にしていないし、理解していないのではないか。
「GAFAが凄い」という文脈を越えて、アフターデジタルシフトしなければ
この先の10年、20年ポジションを取れない。
繰り返すが、このような危機意識が強い企業が率先してスマホ決済のシェア争いに参加している。
2019年の3月に発行された本である。
今読むのは遅いかもしれないが、それでも恐らく知らないことも多くあると思う。
この先10年、20年以降のデジタルが中心となる社会をイメージし、自分のビジネスを
再定義するためにも一刻も早く読みたい一冊である。
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