2018.11.16 通販会社
コナカ、AI画像採寸アプリ活用のオーダーメイドYシャツを販売
(株)コナカは15日、オーダースーツブランド「DIFFERENCE(ディファレンス)」で、4枚の写真と数項目の入力のみで採寸できるAI活用を活用した画像採寸アプリの提供を開始した。今回はAndroid版のみのリリースで、iOS版は後日公開する予定。まずはメンズワイシャツの販売からスタートし、来春にはメンズスーツを提供する。
4枚の写真と、体格情報や好みのシルエットの入力で仕上がりサイズ提案
今回発表した画像採寸アプリは、ベンチャー企業Arithmer(株)の技術協力のもと開発したもの。普段のシャツとパンツ姿で4枚の写真を撮影し、身長/体重/性別/生年月日/好みのシルエット―の5項目を入力することで、商品の仕上がりサイズを提案する。
同社によると、この画像採寸の構想は「DIFFERENCE」開設時の2年前からあったもので、Arithmerの大田佳宏社長との出会いをきっかけに、AIを活用した採寸技術の開発・実用化を決意。その後、社内の熟練テイラーや従業員を動員して、AIの教師用データデータを大量にかき集め、採寸技術の向上を目指した。そして今回、スマホアプリ開発を手掛けるYouTeacher(株)の協力により、同アプリのリリースに至ったという。
アプリリリースを記念したキャンペーンを開始
「DIFFERENCE」では、このサイズデータを使ったオーダーメイドが可能で、生地は200種類前後から、襟の形やボタンなどのオプションも豊富に取り揃えている。また好みに合わせてサイズの微調整も可能となっている。
同社の湖中謙介社長は「このアプリは、わが社の中でも特に優秀と認められたトップテイラー約30人の採寸技術や“勘”と言われる熟練の目分量をAIが学んだもの。着心地が良く、最も美しく着ていただけるサイズを提案している」とコメント。
「DIFFERENCE」では、AI画像採寸アプリリリースを記念して、限定1000枚(全25種類)のオーダーシャツを6900円(税別)で提供。生地は、ヘリンボーン(ホワイト)/ハケメ無地(サックス)/ドビーチェック(チェック)/ドビーストライプ(ホワイト・ピンク)/ロンドンストライプ(ストライプ)/綿麻無地(ホワイト)などの中から自由に選べる。
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