2017.02.17 事件・トラブル
「MakeShop」顧客情報3万2800件が流出
GMOメイクショップ(株)は16日、同社のネットショップ構築サービス「MakeShop」でネットショップを開設する顧客情報3万2800件・販売代理店の管理業務に関するデータが流出したと発表した。
流出した顧客情報は、元従業員が無断で外部に持ち出していたもの。顧客情報の内訳は、店舗運営者情報が2万8001件(ショップID、企業名、住所、電話番号、運営者名、メールアドレス)、このうち1万3495件の店舗で売上情報(ショップID、商品数、平均商品単価、ショップ会員数、月間流通額、月間注文数)、同社代理店の担当者情報4579件(企業名、住所、電話番号、担当者名)、同社主催のセミナー参加者情報220件(企業名、住所、電話番号、氏名)。
今回の経緯は、2016年12月26日に元従業員が業務を請け負っていたA社関係者から、顧客情報を持ち出している可能性があると通報を受けた。その後の調査で、元従業員が外部記録媒体(HDD)に記録して顧客情報・営業関連データを持ち出し、A社から貸与されていたノートパソコンに保存していたことが判明した。
同社は今回の事態を受け、外部の第三者を加えた懲罰委員会を組織し、関係者の処分を行う予定。再発防止策としては、4月までに社内の全パソコンのファイル操作、ウェブアクセスなどを監視できるようにし、外部記録媒体を接続不可能とする不正対策ソフトを導入する。また、全従業員を対象に臨時で「社内コンプライアンス研修」と「情報セキュリティ研修」とを2月末までに実施するほか、個人情報保護関連規程の改善・整備の見直し、執務区画に私物の携帯端末・外部記録媒体の持ち込み禁止などの対応を行う。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
2
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
3
景品表示法とクーポン規制ガイド ークーポン施策の法令実務ポイントー
-
4
【WEB広告担当様必見】CVRを上げるLP制作の秘訣とは?簡易チェックシート付
-
5
Amazon!売れる商品ページ構成
ニュースランキング
-
1
決済ソリューション「WorldFirst」、海外展開を狙うEC事業者が選ぶ理由とは?
-
2
【11月1日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
3
「Amazon」「楽天市場」の利用率が6割超、“2強”の様相…エクスクリエの調査
-
4
良品計画、雑菌類検出で「ルームフレグランススプレー」を自主回収
-
5
イオン、過去最大級「ブラックフライデーセール」を来月20日から開催

