2016.12.07 ECモール
米Amazon、支払い不要の店舗「Amazon Go」を開店へ
米Amazon.comは5日、レジを置かず、商品の支払いのやり取りが必要ないコンビニエンスストア「Amazon Go」を、2017年初頭にオープンすると発表した。現在、シアトルの店舗でAmazonの従業員向けにテスト販売をしている。
「Amazon Go」では、まず店舗に入場する際に専用アプリをかざして入場して、入場者を特定する。入場者が商品を棚から手に取ったり戻したりする行為を、店内に設置したカメラやセンサーで把握し、AI(人工知能)が商品の種類や個数を判別する。店舗を出た後に、購入者のアプリにレシートが送付され、料金はAmazonに登録の口座から引き落とされる。
来店した客はスマートフォンさえあれば、レジに並ばず、会計をする必要がない。商品をバッグに入れるだけで、店を出れば商品が購入でき、Amazonはこのショッピング体験を「Just Walk Out」と呼んでいる。これらの技術は、自動車の自動運転に活用されている技術や、同社のAI技術などを活用している。Amazonはこれらの技術を「ジャスト・ウォークアウト・ショッピング技術(Just Walkout Shopping Technology)」とした。
販売する商品は、パン、サンドイッチ、サラダ、スナックなどの食品や、コーヒーなどの飲料。同社は4年前に列に並ばず、会計の必要がないショッピング体験ができないか検討し、コンピュータビジョンと機械学習の技術の進展させることで、「Amazon GO」と「Just Walkout Shopping」を導き出した。
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