2016.04.08 コラム
1to1の「化粧品サブスクリプションEC」とは…NY通信(11)
米国では「サブスクリプション型(定期購入型)EC」が流行
こんにちは、NY在住ライターの公文紫都です。 今回は、私の「こんなサービスがあったらいいな」という妄想話をお届けします。 アメリカでは数年前から、「サブスクリプション型(定期購入型)EC」が流行っていて、化粧品、ファッション、フードを始め、数多くのサービスが存在します。 化粧品の有名どころといえば、「ipsy」でしょうか。日本のみならず、世界中でファンの多い女性YouTuberのMichelle Phanさんが創業した化粧品のサブスクリプションサービスで、2015年には1億ドルの資金調達をしたことでも話題になりました。
(参考)http://thebridge.jp/2015/09/michelle-phan-ipsy-pickupnews
「ipsy」は、会員登録時に入力した、ユーザーの肌・目・髪の色といったパーソナルな情報に加え、好みのテイストやブランドなどから判断し、適した化粧品を毎月送ってくれるというもの。 可愛らしいポーチに化粧品が数点入り、わずか10ドル!! という驚きの価格なので、こちらの記事によると、世界中で150万人以上の女性が利用しているんだとか。これまで使ったことのない化粧品との出会いは面白そうだと、私も何回か使ってみました。
(参考)体験レポート:https://www.hands-lab.com/contents/?p=1880
しかし実際には、毎月新しい化粧品を受け取ってもなかなか使う機会が訪れず、私のメイクボックスには未使用品が溜まっていくばかり……。 そうなった一番の理由は、「使いにくさ」にあります。送られてくる商品の中には、真っ青のアイライナーペンシルや、匂いの強すぎるクリームなど、利用シーンに迷ってしまう商品も多く、ナチュラルメイク&匂いなし化粧品が好きな身としては、これを使いこなすのは無理だ……と、残念ながら数回でドロップアウトしてしまいました。 でも、毎月化粧品が10ドルで送られてくるのは便利&面白いのは事実ですし、特に、普段自分が買わないものが手に入る新鮮さは、新しいもの好きにはたまりません! そこで思ったのが、「絶対に使うものだけ」を送る化粧品のサブスクリプション型ECがあったら良いんじゃないかと。ここからは、私の妄想ストーリーです。興味ある方は、お付き合いください(笑)。
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
公取、米グーグルに独禁法の「確約手続き」適用…ヤフーへの技術提供を制限
-
2
AI利用に関する特許法上の保護 当面は現行の方針を維持…特許庁
-
3
紅麹問題でサプリメント市場が前年同期比18%減に
-
4
ECユーザーが「次も買いたい」と思う同梱物とは?
-
5
しまむら、グループ全店で「au PAY(コード支払い)」の利用を開始