2016.04.01 調査・統計
ビッグデータ活用企業は4%、IoT・AI技術の実用化で普及へ
(株)矢野経済研究所が3月31日発表した「ビッグデータ市場に関する調査結果2016」によると、調査対象となった国内企業や団体・機関の546件のうち、ビッグデータを「業務に取り込んでいる」が2.4%、「試験的に運用中」が1.7%となり、ビッグデータを実際の業務に活用しているケースは4.1%にとどまっていることがわかった。
同調査は国内の民間企業、公的団体・機関の546社・団体が対象。調査方法は郵送によるアンケート調査で、調査期間は2015年8~10月。
アンケート調査の結果を基にした拡大推計では、15年度の国内企業のビッグデータ関連投資額は535億円となった。また、注目を集める「IoT(モノのインターネット)」「AI(人工知能)」などの領域は、ビッグデータの活用例として挙げられ、ビッグデータはIoT、AIの技術基盤という位置づけで進展していく、と予想した。
今後、サービス基盤の価格が下がることで活用機会が増加し、新技術の実用化が進むことでAIの応用分野が広がり、AI技術が導入される産業が拡大する、と推測している。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【2024年最新版!】ECモールセール予測カレンダー
-
2
【完全解説】共通項から読み解く、売れるECと売れないECの決定的な違い
-
3
【通販消費者調査】消費者の65%「ヤマトに届けて貰いたい」…佐川も好スコア?
-
4
EC利用に関する 口コミ・レビュー実態調査
-
5
転売対策-虎の巻-【6社の対策事例あり!】
ニュースランキング
-
1
機能性表示食品のアフィリエイト広告で通販2社に措置命令…1社は取消訴訟と執行停止申立へ
-
2
小林製薬の紅麹原料 170社以上の商品に使用
-
3
購入した健康食品の84%で違法と疑われる表示…東京都が試買調査
-
4
「紅麹」をめぐる問題 発酵物のコントロールの困難さが浮き彫りに
-
5
「紅麹原料」問題から考察 機能性表示食品の“落とし穴”とは?