2014.01.09 調査・統計
12年美容ドリンク市場、4.6%増の1149億5000万円
総合企画センター大阪は1月7日、「美容ドリンク市場について調査」を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、12年度の美容ドリンク市場はアンチエイジング意識の高まりや“内外美容”の概念の浸透に伴い、ここ数年順調に拡大し、前年比4.6%増の1149億5000万円となった。効果・目的別で見た場合では、「美肌」と「老化防止」の2分野が順調に拡大した。
美肌分野は、コラーゲン配合ドリンクの商品投入が引き続き活発化しているほか、プラセンタなどの台頭もあり、依然として伸びが著しい。一方、「老化防止」についてもレスベラトロールが注目されたことに加え、パセノールなどの新規成分が登場し拡大した。
商品面では各社とも製品の差別化を図ろうと“高含有”“プレミアム化”による商品訴求力の強化が見られた。“高含有”は、配合成分の増量などが挙げられる。“プレミアム化”は、高級素材の使用や複数成分配合により高機能化が進められている。また、コラーゲンに次ぐ新規成分の開発も活発化し、プロテオグリカンやAGハーブMIXが登場した。
■「調査結果」(http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr110140142)
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