2025.07.02 調査・統計
LINEヤフー、アドフラウド対策の効果 LINE広告で2024年度下半期に約21億円
LINEヤフーは7月1日、「広告等の法人向けサービスに関する透明性レポート」を取りまとめ、LINE広告の掲載面・トラフィック審査結果を初めて公開した。不正に広告費をだまし取る「アドフラウド」について、広告主の広告費として課金されないように対応した額は2024年度下半期に約21億円に上った。
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Yahoo!広告、約1億9000万件の広告素材を非承認
2024年度に非承認とした広告素材は、Yahoo!広告で約1億9000万件に上った。前年度の約9800万件から大幅に増加した。その主な要因に、検索広告の「ユーザーの意に反する広告の禁止」に関する非承認の増加を挙げた。リンク先サイトのURLを誤って入力している広告が目立った。これに次いで、「最上級表示、No.1表示」の非承認も大幅に増加した。
また、Yahoo!広告では、2024年度に約1万件のアカウントを非承認とした。そのうち、オンラインカジノの広告の非承認は6件を数えた。
LINE広告、掲載面審査でアプリの6.1%を否認
LINE広告では、24年度下半期に非承認とした広告素材が約7万6000件に上った。その約7割をクリエイティブ(主に画像や動画)に起因するものが占めた。
LINE広告の場合、1万3000件超のアプリにリーチできるネットワークへの広告掲載が可能。このため、同社は、不適切な内容の掲載面に広告が配信されることを防ぐ「ブランドセーフティ」の取り組みと、広告費をだまし取る「アドフラウド」の発生を検知・排除する取り組みを実施している。今回、掲載面・トラフィック審査の結果を初めて公表した。
掲載面審査の結果、2024年度下半期に審査を依頼されたアプリの否認率は6.1%を占めた。非承認とした理由は、「知財」「登録情報不備」「アプリ閲覧不備」「アダルト表現」の順に多かった。
また、トラフィック審査の結果を見ると、アドフラウド対策により、広告主の広告費として課金されないように対応した額は、2024年度下半期に約21億円に上り、無効クリックは全体の16.6%を占めた。
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