2025.06.03 行政情報
サプリメントの「赤色3号」自主点検 基準超の報告なし…消費者庁
消費者庁は6月3日、食品衛生基準審議会添加物部会を開き、サプリメント形状食品を対象に、合成着色料「赤色3号」の使用状況について自主点検を関係各社へ要請した結果、最大1日摂取量が基準を上回る事例はなかったと報告した。
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消費者庁、サプリ形状食品など対象に「赤色3号」含有量の自主点検を要請
医薬品では基準超の製品が判明
一部の医薬品で「赤色3号」の最大1日摂取量が、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の基準を上回ることが判明。これを受けて、消費者庁は4月21日、継続使用されるサプリメント形状食品についても、関係各社に使用状況の自主点検を実施するよう要請した。
自主点検は、錠剤・カプセル・粉末・ドリンクの形態で、1日あたり摂取目安量を設定している食品を対象とした。食品への使用量や1日あたり摂取目安量を基に摂取量を算出し、最大1日摂取量が0.1mg/㎏体重を超える製品については、消費者庁へ報告するよう求めた。
消費者庁は、自主点検の結果を取りまとめたところ、最大1日摂取量が基準を超える製品の報告はなかったと説明した。
赤色104号・105号・106号のADI設定が課題に
また、食用タール色素の使用状況も報告された。日本国内では、米国が使用禁止を打ち出した「赤色3号」「赤色40号」「黄色4号・5号」などのほか、「赤色102号・104号・105号・106号」などを加えた合計12種類が指定添加物として使用可能となっている。
このうち、「赤色104号・105号・106号」については、米国やEUで使用が認められておらず、JECFAによるリスク評価が行われていない。このため、一部の委員は「消費者への安全性の説明という観点から、これらの着色料についても許容1日摂取量(ADI)の情報があることが望ましい」と指摘した。
これに対し、消費者庁の担当課は、今後の対応について「専門家の先生と相談して検討を進めていきたい」と説明した。
(木村 祐作)
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