2025.03.04 行政情報
連鎖販売取引のSEEDに取引停止命令…「やめときます」と断る相手に長時間の勧誘
ボウリングなどを口実に一般消費者を呼び出し、事務所に誘って連鎖販売契約の締結を迫ったとして、経済産業省中部経済産業局は3月4日、化粧品や健康食品を販売するSEED(東京都墨田区、坂本周三代表)に対し、特定商取引法違反により、来年9月3日までの18カ月間、連鎖販売取引の一部を停止するよう命じたと発表した。
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公衆の出入りがない事務所へ誘い出す
中部経済産業局の調べによると、同社は2022年12月~23年8月の期間、連鎖販売取引を行う際に、「ボウリングするんですけど来ませんか」「社会人サークルみたいな感じです」と説明するのみで、勧誘目的や商品の種類などを明らかにしていなかった。
さらに、公衆が出入りしない事務所で、「やめときます」「つぎ込んだお金に見合った儲けは見込めないと思います」と断った相手に対し、「続けていれば必ずリターンがある」「絶対にやったほうがいい」などと迫り、長時間にわたって勧誘を続けていた。
ARKの従業員を引き継ぐ
中部経済産業局は、これらの行為が特商法に違反すると判断。同社に対し、3月4日から来年9月3日までの18カ月間、取引の一部を停止するよう命じた。
これと合わせて、坂本周三代表が主導的な役割を果たしたと認定し、18カ月間、同様の業務を新たに開始することを禁止した。
同社は、中部経済産業局と石川県が2022年3月に特商法に基づく行政処分を行ったARKから従業員の大半を引き継ぎ、ARKが行政処分を受けた原因となった違反行為と同様のことを行ったという。
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