2024.08.28 行政情報
即席めんの個別表示ルールを廃止へ…消費者庁の分科会
食品の種類ごとに設けている個別表示ルールを横断的ルールに統合するため、消費者庁の食品表示懇談会「個別品目ごとの表示ルール見直し分科会」は8月28日、即席めん、マカロニ類、ジャム類について議論した。
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即席めん業界内で賛否両論
日本即席食品工業協会の関係者は、即席めんの個別表示ルールをめぐり、業界内に廃止と現状維持の両論があると説明。例えば、即席めんの定義を廃止した場合、ほかのめん類との境界があいまいになると懸念する声がある一方で、横断的ルールに統一した方が消費者にわかりやすいという考え方もあるという。
業界内で意見が分かれたことから、消費者庁の検討に委ねる考えを示し、「現在の表示ルールが変わらないのであれば、基準(の見直し)は差し支えない」と述べた。これを受けて同分科会は、個別表示ルールを廃止する方向で取りまとめた。
マカロニ類とジャム類は「定義」など現状維持
マカロニ類について日本パスタ協会の関係者は、JAS規格では原料にデュラム・セモリナだけを認めているが、食品表示基準ではほかの小麦粉の使用も認めているという違いがあると説明。そうした事情を踏まえ、現行の定義や名称規制などを維持し、それ以外は個別表示ルールの廃止を希望した。同分科会は、基本的に業界の要望に沿って進める方向でまとまった。
ジャム類について日本ジャム工業組合の関係者は、問題が生じていないことなどから、定義や名称の現状維持を要望。一方、原材料名・添加物・内容量は「横断ルールの中で現行と同様の表示が可能」と述べ、個別表示ルールの廃止を求めた。
(木村 祐作)
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