2024.07.05 行政情報
世界の生成AI市場規模 2032年に1兆3000億ドル突破…情報通信白書
総務省が7月5日公表した「令和6年版情報通信白書」によると、世界の生成AI市場は2023年が670億ドル規模で、2032年には1兆3000億ドルを突破すると予測されている。
世界の生成AI市場規模の推移と予測(令和6年版情報通信白書、出典:Bloomberg(Statistaより引用))
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仮想空間市場は2030年に5000億ドル突破と予測
AIは、黎明期から現在までに3度のブームと冬の時代を繰り返して高度化。第1次ブームでは自然言語処理、第2次ブームでは音声認識やデータマイニング、第3次ブームではディープラーニングや生成AIが登場した。
ディープラーニングの発展はメタバース、ロボティクス、自動運転技術などの開発に寄与。生成AIは産業構造にも大きなインパクトを与えた。
世界の生成AI市場は2020年に140億ドル規模だったが、23年に670億ドル規模に成長。今後は30年に8970億ドル規模となり、31年には1兆ドルを突破し、32年に1兆3040億ドル規模に拡大すると予測されている。
仮想空間市場については22年が461億ドル規模だったが、25年に1000億ドルを突破すると予想。30年には5078億ドル規模に達すると推計される。
日本国内の生成AIやメタバースの活用は低調
白書によると、日本国内の生成AIやメタバースの活用状況は欧米と比べて低調だが、今後の利用に前向きな割合は7割程度に上り、潜在的なニーズは大きい。生成AIやメタバースを利用したサービスが開発され、教育・就労支援・介護といった各分野で活用が進展中という。
主要国の生成AIの利用状況を見ると、「使っている(過去に使ったことがあるも含む)」は米国の46.3%、ドイツの34.6%に対し、日本は9.1%にとどまる。
一方、日本国内の生成AIの利用意向は、「コンテンツの要約・翻訳」「調べ物」「病気や健康に関するアドバイスを受ける」の各用途で、7割程度が今後の利用に前向きと回答している。
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