2023.12.19 調査・統計
「共同配送」「指定時間緩和」で輸送力が最大18%改善…物流の2024年問題を解決可能
Logpose Technologiesが12月18日発表した「物流2024年問題ソリューション調査」では、物流の2024年問題で浮上している輸送力14%不足を「共同配送」と「指定時間緩和」で解消することが可能と指摘している。

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共同配送でトラック積載率が11%向上
調査は11月、AI配車システム「LOG」のユーザー15社を対象に、「LOG」に蓄積された配車データを基に分析して行った。その結果、個別配送と比較して共同配送を実施することで、トラックの積載率(輸送力)が11%向上することが判明。さらに、共同配送に加えて、納品時間の制約を1時間緩和した場合、輸送力は最大18%改善し、CO2排出量の削減や走行距離の短縮を同時に実現できるという。
2024年問題で予測されている輸送力14%の不足に対し、「共同配送」と「納品時間の緩和」の両方を推進することで、問題を解決できる可能性が定量的に明らかになったとしている。
輸送力の改善が効果的な解決策と指摘
トラックドライバーの労働時間短縮で生じる物流の2024年問題については、ドライバーの労働生産性と人手不足が論点となっているが、この問題の最も効果的な解決策としては、トラック運送の輸送力の改善が重要と指摘している。現在のトラック運送の平均積載率はわずか38%にとどまっており、「トラックが運んでいるのは空気が6割」とも呼ばれるように非効率な状況にある。政府が取りまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」でも、輸送力(平均積載率)の改善はインパクトが強い施策として認識されている。
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