2023.11.20 行政情報
「HHCH」を指定薬物に、12月2日から規制開始…大手ECモールでも販売中
「大麻グミ」の摂取による重篤な健康被害が相次いでいることを受けて、厚生労働省は明日(11月21日)、薬事・食品衛生審議会指定薬物部会を開催し、大麻成分に類似した「HHCH」を指定薬物に追加する方針を固めた。

※写真はイメージ
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21日に指定薬物部会、22日に省令を公布
大阪の事業者が製造したグミを摂取した人で健康被害が相次ぎ、厚労省が販売店へ立ち入り調査に乗り出す事態となっている。グミには「HHCH」という大麻に類似した成分が配合されているが、違法薬物として取り締まれない状況が続いていた。
厚労省では21日に開く指定薬物部会で、「HHCH」を薬機法に基づく指定薬物に追加し、販売や使用などを禁止する方針だ。緊急的な対応が求められることから、パブリックコメントなどの手続きを省略し、22日に省令を公布する。公布から10日後の12月2日に施行する予定としている。
施行前の「販売停止は可能」
「HHCH」は大麻の有害成分と類似した物質だが、指定薬物でないため、インターネット上で同成分を含むグミなどの健康食品が販売されている。また、大手ECモールでは「HHCH」配合をうたった電子タバコ用のリキッドも出品されている(20日午後3時現在)。一部の販売ページでは、「違法成分は一切含まれてないので安心してご使用可能」などの説明も見られる。
全国で健康被害が報告されていることを受けて、厚労省では「12月1日までは指定薬物として取り締まれないが、(薬機法による)販売停止は可能」(医薬局監視指導・麻薬対策課)と話している。
(木村 祐作)
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