2023.08.02 調査・統計
宅配便の顧客満足度指数、ヤマト運輸が15年連続で1位に
(公財)日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が1日発表した、『2023年度JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index 日本版顧客満足度指数)調査』によると、ヤマト運輸(株)が15年連続で「宅配便業種」の顧客満足度1位になった。

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調査対象は佐川急便・日本郵便・ヤマト運輸
サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」を数値化・可視化し、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的としたJCSI調査は例年、計30以上の業種・業態、約400社の企業を対象に年度4回に分けて実施している。今年度の第1回となる調査は、「宅配便」を含む10業種について5月に実施。「顧客期待」「知覚品質」「知覚価値」「顧客満足」「推奨意向」「ロイヤルティ」とともに、「感動指標」「失望指標」「CSR指標」の計9指標について、約2万6000人から聴取した。
「宅配便」では、「1年以内に2回以上発送し、かつ利用料金を見聞きしたことがある」という選定条件に沿って、佐川急便(株)、日本郵便(株)、ヤマト運輸を対象企業とした。
「感動指標」の1位は佐川急便
それによると、9指標のうち、特に経営目標に活用しやすい「顧客満足」「推奨意向(おすすめ度)」「感動指標(びっくりした・うれしい・楽しい・興奮したなど、良い意味での4項目)」では、ヤマト運輸が「顧客満足」「推奨意向」で1位、「感動指標」で佐川急便が1位だった。ヤマト運輸は「感動指標」以外、満足の度合いを示す「顧客満足(75.8)」をはじめ、企業の印象や期待、予想を示す「顧客期待(74.4)」、サービス利用時に感じる品質への評価「知覚品質(74.7)」、納得・パフォーマンスを示す「知覚価値(70.8)」、肯定的に人へ伝えられるかの指標「推奨意向(70.4)」、再利用意向を示した「ロイヤルティ(73.5)」のすべての指標で1位を独占した(カッコ内の数値は「顧客満足度スコア」)。.
「CSR指標」もヤマト運輸が1位
また、「失望指標(がっかりした・いらいらした・苦痛に感じた・つまらない・腹立たしいの5項目)」「CSR指標(エコロジー・情報公開・消費者保護・地域社会貢献)」でも、ヤマト運輸がそれぞれ、15.8=小さいほど上位、61.0で1位となっていた。宅配便業種全体の顧客満足スコア(平均)は、21年度までは上昇。22年度は低下し、23年度は再び上昇傾向にあった。15年連続1位となったヤマト運輸は、同じく21年度まで上昇が続いたが、23年度は、低下した22年度をさらに下回っていた。
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