2023.06.23 調査・統計
ペット関連商品の直販市場、23年は17%増の284億円の見込みに
(株)富士経済が22日発表した『ペット関連商品の直販市場調査』の結果によると、ペット関連商品の市場は小売店やネット販売が主流だが、コロナ禍を契機としてメーカーからの直接商品購入ができる直販市場が伸びている。2023年は、前年比16.9%増となる284億円、直販比率は4.8%を見込んだ。

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療法食・サプリメント・ペット用衣類などが直販比率が高い傾向に
調査は3月~5月。ペットフード、その他食品、ペット用衣類、療法食、ペット用トイレ用品、動物用医薬品、サプリメント、アクア関連用品、その他非食品の 9品目を対象とした。直販比率が高いのは療法食やサプリメント、ペット用衣類など。一方、ペットフードは現状では量販店やECモールでの購入が一般的で、23年も4.0%を下回るとみられる。決まった商品を定期的にリピート購入するユーザーの増加や、新規参入メーカーが自社ECサイトをメインチャネルとして展開していることなどで、直販市場は堅調な拡大が続くと予想される。
自社ECサイトは1つのチャネルに
ただし、新規参入メーカーでも、新商品などを自社ECサイトで先行発売した後は、量販店や専門店でのリアル店舗販売、また、ECモールを活用した展開を行うなど、自社ECサイトをあくまで1つのチャネルと位置付けるケースもみられる。ペット関連商品市場は、今後も卸・小売店舗によるリアル店舗販売や、ECモールを介した販売が中心となるが、メーカーでは顧客とのコミュニケーションやデータ利活用を目的に自社ECサイトによる直販を充実させるとみられ、23年は前年比16.9%増の284億円、直販比率は4.8%を見込み、28年の直販比率は22年比53.1%増の372億円を予測した。
直販比率が高い3市場の23年度見込みは、療法食が22年比17.2%増の68億円、サプリメントは同33.3%増の12億円、ペット用衣類は同12.5%増の9億円とした。また、5年後の28年はそれぞれ、92億円(22年比58.6%増)、14億円(同55.6%増)、11億円(同37.5%増)を予測。いずれも、自社ECサイトの開設や機能拡充、直販強化の注力度が高まっている。
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