2023.06.22 調査・統計
23年のヘアケア関連商品市場は5.5%増、メンズコスメ市場は6.2%増
(株)富士経済が21日発表した『ヘアケア・ヘアメイク商品、メンズコスメティックスの国内市場調査 2023年』の結果によると、毛髪のケア意識の高まりで好調なヘアトリートメントの2023年の市場は、22年比5.5%増の1755億円、フェイスケアを中心に新商品が多く投入されているメンズ整肌料市場は同6.2%増の274億円など、いずれも拡大基調にあった。調査は1月~5月。

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家庭用シャンプーやヘアトリートメントで新興ブランドの台頭
ヘアケア・ヘアメイク商品市場は、女性用スカルプケアやリンス・コンディショナーが、22年は前年割れとなったが、家庭用シャンプーやヘアトリートメントでは、新興ブランドの台頭により単価アップが進んだ。コロナ禍を契機とした「おうち美容」の一環として、毛髪のケア意識の高まりから、インバス・アウトバストリートメントといったスペシャルケアアイテムが好調だった。ヘアカラーは家庭用の白髪用ヘアカラートリートメントが伸長。黒髪用は家庭用、業務用ともに需要増となった。ヘアスタイリング剤は行動制限緩和に伴う外出機会の増加によって需要が回復し、22年の市場は前年比3.4%増の6620億円となった。
メンズ整肌料はスキンケアで多くの新商品が登場
23年も、毛髪へのケア意識の高まりによってヘアトリートメントが好調なほか、シャンプー(前年比2.7%増の1920億円)やヘアカラー(同2.7%増の1661億円)、ヘアスタイリング剤も堅調な需要が予想され、市場は同2.7%増の6802億円が見込まれる。メンズコスメティックス市場の22年は、メンズスカルプケアやメンズシェービング料が縮小したが、ミドル世代向けの高単価ブランドが好調となったメンズシャンプー・リンスや、外出機会の増加により需要が回復しているメンズスタイリング剤など、多くの品目が伸長した。
特に、メンズ整肌料はスキンケアでオールインワンやクリームなどのフェイスケアを中心に新商品が多く投入され、美容への関心の高い層を取り込んだことから大きく伸びた。この結果、22年市場は前年比2.8%増の1593億円となった。23年も、各メーカーがメンズコスメティックスへの注力度を高めているほか、インバウンド需要の回復も期待されており、市場は同1.8%増の1622億円を見込んだ。
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