2023.06.14 通販会社
ヤーマン、4月期決算は増収減益…中国市場が好調・国内各販路も堅調
ヤーマン(株)が13日発表した2023年4月期(22年5月~23年4月)連結決算は、売上高が前期比5.0%増の429億9600万円、営業利益が同10.8%減の61億3400万円、純利益は同30.0%減の39億1300万円となった。

通販部門の売上高は28.1%増の66億6600万円
美顔器で培ってきた技術とヤーマンブランドを活かしつつ、より大きな市場であるヘアケア・シェーバーといった新カテゴリの創出に取り組んだ。海外部門が中国で大きく売上を伸ばしたことや、国内各販路もそれぞれ堅調な売上となったことから、売上高は前期を上回ったが、投資が先行したことから、利益面では前期に及ばなかった。
通販部門の売上高は前期比28.1%増の66億6600万円、セグメント利益は同7.9%増の22億9900万円と、売上・利益ともに前期を上回った。地上波テレビ通販やカタログ通販などの販路を中心に手堅い売上となった。
店販部門は売上高が前期比5.3%減の79億5300万円、セグメント利益は同27.2%減の18億2600万円と、売上・利益ともに前期を下回った。百貨店や直営店では持ち直しの兆しがあったものの、家電量販店向けやバラエティショップ向けの販売が苦戦した。
直販部門の売上高は前期比14.2%減の99億2200万円、セグメント利益は同21.5%減の45億8700万円となった。化粧品などのリピート商材強化への投資を重点的に継続したが、前期には及ばなかった。
海外部門は、売上高が前期比23.2%増の178億9400万円、セグメント利益は同56.7%増の68億7000万円となった。中国国内市場が引き続き好調に推移し、売上・利益ともに前期を大きく上回った。米国および中国の子会社への投資の強化に着手したほか、その他の国や地域への進出にも積極的に取り組んだ。
新中期経営計画で売上高700億円めざす
24年4月期の通期業績予想に関しては、売上高が前期比4.7%増の450億円、営業利益は同6.0%増の65億円、純利益は同11.2%増の43億5000万円を、それぞれ見込んだ。
23年4月期が最終年度となった20年中期経営計画の数値目標「売上高500億円、営業利益率20%」が未達となったことを受け、同日付で新たな中期経営計画となる「Going Global Strategy(24年4月期~28年4月期)」を策定。改めてグローバルブランドカンパニーへの道程を示すとともに、中期(28年4月期)では売上高700億円の目標を公表した。
これを達成するため、引き続きブランディング、研究開発、海外展開などに対する投資を強化し、各販路のさらなる伸長を図る。
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