2023.05.17 行政情報
ステロイド含む健康茶がネット通販で拡散、新たに2商品から検出
(独)国民生活センターは17日、インターネット上で流通している「ジャムー」の表示がある健康茶2商品から、ステロイド成分「デキサメタゾン」が検出されたと発表した。先月12日にも「ジャムー・ティー」と表示された健康茶から同成分が見つかっており、違法な健康茶がネット上で拡散している状況が浮かび上がった。

「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」
「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」
医薬品の小児1日最低量に相当する含有量も
同センターは先月12日、(株)香塾(大阪市都島区都島南通1-13-14)が輸入・販売元の健康茶「ジャムー・ティー・ブラック」から、デキサメタゾンが検出されたことを受けて、注意喚起を行った。
同製品以外にも、大手ショッピングモールなどで「ジャムー」などと表示された健康茶が販売されていたことから、同センターでは入手できた3商品を調査。「前回の調査と並行して購入したものを対象に、デキサメタゾンが含まれているかどうかを調べた」(商品テスト部)という。
その結果、「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」(加工者:香塾堂(株)、大阪市北区松ヶ枝町6-17)と「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ」(同:澪森、大阪市中央区谷町6-17-5)の2商品から、デキサメタゾンが検出された。
「ジャムー・ティー・ブラック」には1gあたり3㎍、「森澪混合茶」には同29㎍含まれていた。「森澪混合茶」については、パッケージの表示にあるティースプーン2杯分を1日1回飲用した場合、約145μgのデキサメタゾンを摂取することになり、これは医薬品の小児(15歳未満)の1日最低量(0.15mg)に相当する。
「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ」
4月末までに健康被害の相談が9件
同センターによると、注意喚起を行った先月12日から4月末までに、関連商品に関する消費者相談が47件寄せられた。そのうちの9件は危害情報で、「頭痛や(発表を聞いて)不安になった」(商品テスト部)という内容だった。
ステロイドの服用を急に中止すると身体への影響が出る恐れがあるため、該当商品を摂取した人は医療機関を受診するように呼びかけている。
(木村 祐作)
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