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2023.05.06 コラム

EC事業者はオウンドメディアを! コンテンツの作り方から注意点

 「自社ブランドや商品のPRをするための方法を知りたい」「自社サイトのSEO対策を強化したい」「顧客とのコミュニケーションを強化したい」こんな悩みをお持ちではないでしょうか?本記事では、オウンドメディアの概要からメリット、オウンドメディアに求められるコンテンツについて詳しく解説していきます。本記事を読むことで、どのようなコンテンツを作れば競合他社と差別化して、自社の売上を伸ばして行けるのか理解できます。

オウンドメディアとは

 オウンドメディアとは、企業が自社のWebサイトやブログ、SNSなどのプラットフォーム上で、自社や業界の情報を発信するメディアのことを指します。

公式サイトとオウンドメディアの違い

 公式サイトとオウンドメディアには、以下2つの違いが見られます。

▽違い1:発信情報の内容

 公式サイトでは、主に製品やサービスの情報を提供します。一方で、オウンドメディアは、商品やサービスの情報に付加価値を付けたコンテンツを制作して発信しています。このように、公式サイトとオウンドメディアでは、発信情報の内容に違いがあります。内容の違いから公式サイトは、発信情報が製品やサービス情報に限定されているため、企業自体をアピールする機会は少ない傾向があります。一方、オウンドメディアは、発信情報が広いため、顧客とのコミュニケーションやブランドイメージの向上に繋げやすいといった特徴を持っています。

▽違い2:自由度

 公式サイトは商品やサービスの情報提供に重点を置いているため、ユーザーとのコミュニケーションや発信情報の自由度は低いと言えます。

 一方で、オウンドメディアは、企業独自のトーンやスタイルで情報発信できるため、自由度が非常に高いです。このように、公式サイトとオウンドメディアでは、自由度に違いが見られます。自由度が高いオウンドメディアのほうが、ユーザーに役立つ面白いコンテンツを作りやすいため、公式サイトよりもファンを作りやすいといった特徴を持っています。

オウンドメディアの4つのメリット

 オウンドメディアのメリットとしては以下の4つがあげられます。

(1)SEO効果の期待
(2)自社情報の正確な伝達
(3)企業やブランドの信頼性向上
(4)顧客とのコミュニケーション強化

 それぞれ順番に解説していきます。

◎SEO効果の期待

 1つ目のメリットは、SEO(検索エンジン最適化)効果が期待できる点です。自社メディアを運営することで、企業のWebサイトへのアクセス数が増える可能性が高まります。なぜなら、自社メディアで扱うテーマやキーワードが、GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索ワードと一致する可能性が高くなるからです。

 また、オウンドメディアでは検索エンジンからのアクセスにおいて、リファラー(参照元)が明示されます。つまり、どのキーワードで検索されて、どの記事がアクセスされたかを正確に把握することができます。これによって、効果的なSEO対策を行えます。場合によっては、商品を求める人の潜在的なニーズが掴める可能性があります。

◎自社情報の正確な伝達

 メリットの2点目は、オウンドメディアの活用で自社の情報をユーザーにより正確に伝達できるようになる点です。なぜなら、他の媒体で自社について掲載されるよりも、自社でオウンドメディア上を管理したほうが、より伝えたいメッセージを打ち出せるためです。

 たとえば、自社製品やサービスの詳細情報、利用方法などを掲載することで、顧客に自社の製品やサービスはどのようなものであるかを正確に伝えられます。また、ニュースリリースやイベント情報なども自社のオウンドメディアで発信することで、情報の誤解や不正確な伝達を防げます。

◎企業やブランドの信頼性向上

 メリットの3点目は、オウンドメディアの運営により、企業やブランドの信頼性を高められる点です。オウンドメディアは、自社が発信する情報をコントロールできるため、不正確な情報や不適切な表現を避けられます。また、顧客や読者にとって有益で信頼できる情報を提供することで、ブランドの信頼性を高めることもできます。

 具体的には、自社が得意とする分野に関する情報や、製品・サービスの使い方やメンテナンス方法など、顧客や読者にとって役立つ情報の提供がカギになってきます。これにより、顧客や読者からの信頼度が高まり、リピート率や口コミの拡散などにつながることが期待できます。

 また、企業やブランドの信頼性は、社員の働き方や社会貢献活動など多くの要素から構成されています。そしてオウンドメディアの運営により、社員の働き方や社会貢献活動など、企業やブランドの姿勢を伝えることもできます。

◎顧客とのコミュニケーション強化

 オウンドメディアの4つ目のメリットは、顧客とのコミュニケーション強化です。

 例えば、SNSやブログのコメント欄などで、顧客が自由に質問や感想を投稿できる環境を提供すると、そこで顧客との対話が生まれ、相手の要望や悩みを直接知ることができます。また、コメント欄に寄せられた顧客の質問や悩みに回答すれば、直接顧客の悩みを解消でき、企業やブランドに対する信頼性が高まります。

 このように、オウンドメディアを通じた情報提供や対話は、顧客とのコミュニケーションを活性化し、信頼関係の構築に繋がります。

オウンドメディアに求められるコンテンツ

 オウンドメディアを運営する際に重要なのが、ユーザーが求めているコンテンツを作成することです。本項目では、オウンドメディアに求められるコンテンツを解説していきます。

◇企業やブランドのイメージに合ったコンテンツ

 オウンドメディアのコンテンツは、企業やブランドのイメージに合わせたものが求められます。

 そのため、企業やブランドが展開しているビジネスの性質や、ターゲット層などを考慮して、コンテンツのテーマやトンマナを決定しましょう。例えば大手化粧品メーカーが展開するオウンドメディアの場合は、美容に関するトピックや、美肌になるためのスキンケア情報、有名モデルのメイク方法など、美に関する情報が中心となります。

 また、コンテンツのテーマやトーン、スタイルは、企業やブランドのイメージとマッチするように設計することも重要です。例えば、高級ブランドが展開するオウンドメディアの場合、華やかで洗練された雰囲気のあるコンテンツが求められます。逆に、カジュアルなブランドが展開するオウンドメディアの場合、身近でアットホームな雰囲気のあるコンテンツが求められるでしょう。

 このように、オウンドメディアのコンテンツやテーマは、企業やブランドのイメージに合わせることが非常に重要です。そのために、企業やブランドのビジョンやミッション、理念を徹底的に考えることもオウンドメディア運用には必要となります。

◇ユーザーの要求に応えたコンテンツ

 次にオウンドメディアに求められるコンテンツとして挙げられるのが、「ユーザーの要求に応えるコンテンツ」です。ユーザーは自分自身の問題や関心事について検索し、情報を得ようとしています。そのため、オウンドメディアでのコンテンツ制作は、ユーザーが求める情報の提供が重要となります。もし、ユーザーが求める情報と異なった情報をオウンドメディアで発信していた場合、ユーザーはすぐに離脱してしまいます(あるいは訪問することはありません)。

 ユーザーが求めている情報を提供するためには、ユーザーが検索するキーワードやトピックを調査し、それらに関連する情報を取り入れたコンテンツを作成するのがおすすめです。ユーザーの趣味・思考に合わせて、文章や動画・画像などコンテンツの提供方法の検討も重要になります。

 また、単にユーザーの要求に応えるだけでなく、より高品質な情報やユニークな視点を提供できると、ファンが増加し自社だけのオリジナルコンテンツになります。オリジナルコンテンツを作成する場合は、ユーザーの求めている情報のリサーチに加え、自社が持っている強みを深堀りするのがおすすめです。

◇見やすいコンテンツ

 オウンドメディアにおいてコンテンツの見やすさは非常に重要です。「誤字脱字が多い」、「レイアウトが整っておらず情報が探しにくい」、「デザインに統一感がない」このようなオウンドメディアは見づらく欲しい情報を探すのに一苦労です。コンテンツがより魅力的であること、ユーザーが求める情報が迅速に見つかること、そしてサイトのナビゲーションが使いやすいこと(UI/UXの充実)がオウンドメディアには必要となります。

 サイト内の検索機能が充実していることで、ユーザーは迅速に必要な情報を見つけられます。
 
 また、サイトがモバイルフレンドリーであることも重要です。スマートフォンやタブレットからのアクセスが増えている現代では、スムーズに閲覧できるサイトであることは必須条件となっています(モバイルフレンドリー施策と呼ばれます)。

 さらに、ユーザーが何を求めているのかを把握し、それに合わせたコンテンツを提供することが重要です。たとえば、商品やサービスを紹介するコンテンツを提供する場合、ユーザーが知りたい情報や疑問点を明確に提示し、それに対する解決策を提供する必要があります。

 以上のような工夫をすることで、サイトの滞在時間を伸ばし、コンバージョン率を高められます。

まとめ

 オウンドメディアは、企業やブランドの自己メディアとして重要性が高まっています。

 本記事では公式サイトとの違いからメリット、オウンドメディアに求められるコンテンツを解説しました。ぜひ、何度も読み返し実践していただき、ご自身のブランドイメージの向上や新たなビジネス機会の創出に役立ててください。

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