2023.04.24 通販会社
日テレHD、ファッションEC大手のラベルヴィー買収…EC推進へ
日本テレビホールディングス(株)はこのほど、ファッションECサイト大手のla belle vie(株)=ラベルヴィーの全株式を取得し、完全子会社とする株式譲渡契約を締結した。株式譲渡実行日は5月19日を予定している。なお、取得価格は公表していない。

日テレは「総合コンテンツ企業」に進化中
同社グループは、日本テレビ放送網(株)を核とし、子会社53社と関連会社35社で構成。テレビ放送事業や動画配信事業のほか、映画事業、イベント事業、生活・健康関連事業など、放送の枠にとらわれない「総合コンテンツ企業」への進化を打ち出している。
これまで、テレビ通販を中心とした物品販売事業にも注力してきたが、生活者の利便性を向上させるECを強化し、暮らしを豊かにする物販事業を展開していくため、ファッションECサイトの大手企業・ラベルヴィーを100%子会社とすることとした。
ラベルヴィーはフラッシュセールで人気
ラベルヴィーは2009年創業以来、蓄積した販売データとテクノロジーをベースに提案力の高いECサイトを構築。「GLADD」と「GILT」によるフラッシュセール事業(時間限定で特定ブランドのセールを行うECサイト)を中心に、生活者に優良な商品を手ごろな価格で提供している。
両サイトの会員数は550万人以上、1万に及ぶブランドやセレクトショップのオフィシャルパートナーとなるなど、ファッションEC業界では確固たる地位を築いている。22年12月期決算は、売上高が157億3700万円、営業利益が2億8200万円、純利益は4億1200万円。
株式取得により、日本テレビホールディングスはラベルヴィーが持つIT基盤や人材、知見を活用して物販事業のデジタル化(EC化)を推進するほか、取り扱い商材・サービスの相互拡大などの協業を通じて、グループ全体の物販事業の強化を図りたい考えだ。これにより、24年度の売上高は5400億円、営業利益は700億絵の達成をめざすとした。
ラベルヴィーは、日本テレビホールディングスが有する地上波やグループ企業を含めたメディア力を活かし、より幅広い顧客層へのアプローチで売上向上を見込む。また、演出力が加わることでコンテンツマーケティング強化による売上・収益の向上も見据えている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
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