2023.03.24 ECモール
楽天銀行、東証プライム市場への上場承認…グループの株式所有は63%に
楽天グループはこのほど、(株)東京証券取引所より、同社の連結子会社である楽天銀行(株)の普通株式の東京証券取引所プライム市場への新規上場が、22日付で承認されたと発表した。上場日は4月21日を予定している。また楽天は、楽天銀行株式上場に際し、同社が所有する楽天銀行株式の一部売出しを行うことを明らかにした。

独自の資金調達を含めた成長と財務戦略を遂行へ
楽天グループは、国内外で独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成する。構成する事業はインターネットサービス、モバイル、フィンテックの各セグメントに区分され、楽天銀行はフィンテックセグメントに属している。
楽天銀行は2001 年の開業以来、インターネットを活用して利便性の高い金融サービスを多くの顧客に提供してきた。この継続的な取り組みにより、22年12月末には1338万口座を突破した。グループのフィンテックカンパニーの1つとして、グループ内金融サービスとの相互顧客誘導なども図ってきた。
楽天グループの所有株割合は100%→63%に
同行はデジタル・バンクの先駆者として金融サービスのデジタル化を推進。株式上場を「第一の成長ステージ」と位置付け、より自律的な経営視点を持ちながら成長戦略を遂行し、独自の資金調達を含めたさまざまな成長と財務戦略を可能とすることをめざしている。
上場に伴う楽天銀行株式の募集・売り出しでは、555万5500株の新株を発行する。また楽天グループが合計5395万1300株を売り出す。需要状況を勘案しながら、446万3000株の第三者割当を行いオーバーアロットメントによる売り出しに充てる。売り出しにより、楽天グループの所有株式数割合は100.%から63.33%に低下する見込み。
楽天は、グループのさらなる持続的成長のためには楽天エコシステムの拡大が重要とし、楽天銀行が上場後も同社グループの、特にフィンテック事業を展開するうえで重要な連結子会社であることを前提としたうえ、維持する考えを示している。
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