2023.02.14 調査・統計
「終活は家族に迷惑をかけないために必要」が77%…楽天インサイト
楽天インサイト(株)が13日公表した『終活に関する調査』のまとめによると、「終活は家族に迷惑をかけないために必要なこと」と考える人が77.0%に及んでいた。

きっかけは「健康に不安を感じたこと」が最多
調査は1月13日~15日。楽天インサイト登録モニターから全国の20~69歳の男女1000人を対象に行った。「終活」の実施状況を聞いたところ、「意向あり」は71.8%で、昨年2月実施の同調査とほぼ横ばいの結果だった。男女ともに年代が上がるにつれて「意向あり」が多くなり、女性のほうが多い傾向がみられた(男性:66.3%、女性:77.4%)。
「終活」でする予定があること、興味があること(複数回答)では、「家の中の荷物整理」が48.1%でトップとなり、「財産整理」(31.1%)、「パソコンやスマホなどのデータ整理」(29.0%)が続いた。
「終活」をする・したい理由は、「家族に迷惑をかけたくないから」(63.9%)が最多。「病気や怪我、老化などで寝たきりになった場合に備えるため」(27.6%)、「自分の人生の棚卸し、整理をしたいから」(20.8%)となり、昨年と同様の順位だった。
「終活」をする・したいと思ったきっかけは、「健康に不安を感じたこと」(18.9%)が最多。20代は「メディアやSNSで見聞きしたこと」(23.1%)、30代は「子どもができたこと」(17.7%)、40代は「生涯独身だろうと思ったこと」(23.0%)、50代・60代は「自分の健康に不安を感じたこと」(50代は22.3%、60代は28.4%)がそれぞれトップだった。20代は「1人暮らし」(16.7%)、「生涯独身だろうと思ったこと」「就職・転職」(各15.4%)という機会も上位だった。
メッセージアプリ・SNSを「すべて削除したい」が半数以上
「終活」に対する考え方について聞いたところ、トップは「終活は家族に迷惑をかけないために必要なことである」で、77.0%(男性:68.8%、女性:85.3%)だった。
故人が遺したデジタルデータやSNSアカウントといった「デジタル遺品」の認知について聞いたところ、「認知」は47.2%で、昨年より5pt以上高い結果となった(昨年は41.8%)。「デジタル遺品」のデータ整理についての実施状況は、「実施意向あり」のトップは「各種アカウントのID/パスワードの整理」(50.5%)で、「パソコンやスマートフォンなどに保存されている写真データの整理」(50.4%)が続いていた。
各SNSサービスの利用者に、メッセージアプリやSNSの投稿を遺したいか・削除したいかを聞いたところ、すべての項目で「すべて削除したい」が半数以上となり、「TikTokの投稿」(69.6%)、「Twitterの投稿」(63.7%)の順。最少だったのは「LINEなどのメッセージアプリの投稿」で51.3%。「Instagramの投稿」では、「すべて遺したい」が16.5%と特に多かった。
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