2022.11.07 ECモール
アイスタイル1Qは黒字転換、EC売上が10%増・店舗は39%増
(株)アイスタイルがこのほど発表した2023年6月期第1四半期(22年7月~9月)連結決算は、売上高が前年同期比18.2%増の92億円、営業利益が2億3700万円(前年同期は2億2900万円の営業損失)、純利益は1億100万円(前年同期は5200万円の純損失)となった。

@cosmeを含む「On Platform事業」は営業利益63%増
売上高は「Beauty Service 事業」の店舗が業績を牽引し、前年同期比で2桁の増収。加えて「On Platform事業」で化粧品ブランドによるプラットフォーム活用が進んだことや、「Beauty Service事業」でECの継続的成長が増収に寄与した。利益面では「Beauty Service事業」の店舗や「On Platform事業」の増収により、増益となった。
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を基盤とした各種サービス(BtoB、BtoC)の「On Platform事業」は、売上高が前年同期比5.6%増の19億6700万円、営業利益は同63.6%増の3億9300万円となった。
化粧品ブランドによるサービスの活用が促進されたことにより、取引量および取引単価が増加し、増収となった。営業利益においては増収の寄与に加えて、人材採用の遅れにより人材関連費用が抑えられたこともあって、増益となった。
EC・店舗販売を含む「Beauty Service事業」が黒字に転換
化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」や大型旗艦店「@cosme TOKYO」の運営など、国内の小売業を中心としたサービスが属している「Beauty Service事業」は、売上高が前年同期比27.1%増の59億200万円、営業利益は2億2600万円(前年同期は3500万円の営業損失)となった。
売上高は、ECでの新規顧客の定着化と継続的なMD強化施策が奏功。ECは前年同期比で10.7%増となり、2桁成長を維持して伸長した。店舗でも、人流の戻りが著しいことやイベントでの客数が増え、増収となった。また、大型旗艦店が過去最高の売上高を記録したこともあり、39.5%の増収となった。営業利益は店舗の増収により増益となり、黒字での着地となった。
「Global事業」は赤字幅を大幅縮小
国外で展開するEC・卸売、店舗、メディアなどのサービスが属している「Global事業」の売上高は、前年同期比 2.7%減の10億2400万円、営業損失は500万円(前年同期は3500万円の営業損失)となった。
売上高は、EC・卸売で中国の越境EC事業がロックダウンの影響余波により、前年同期比で減収となったが、徐々に回復し、直近四半期比では増収となった。また、香港店舗が回復基調にあるため、ほぼ横ばいでの着地となった。不調の韓国事業を除外した営業利益は黒字でもあり、継続的な収益構造の改善で黒字化目前まで回復している。
美容部員を派遣する人材派遣事業と、成長ステージの企業に投資する投資育成事業の「その他事業」の売上高は、前年同期比 37.1%増の3億700万円、営業利益は100万円(前年同期は1200万円の営業利益)。人材派遣事業では、稼働人員の増強を図ったことなどで、、増収となった。営業利益は人材派遣事業で人件費が先行して一時的に赤字となったが、営業投資有価証券の売却益により、黒字での着地となった。
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